技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

粘度、粘弾性の測定法とデータの読み方、活用例

粘度、粘弾性の測定法とデータの読み方、活用例

~粒子分散系、ゲル状材料の測定条件設定 / 測定結果の特性評価、品質管理への活用法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、粘度・粘弾性測定の基礎、測定治具の選択方法から、チクソトロピー性、塗工性能の評価、濃厚スラリーの分散特性評価、粘着材・接着剤の評価など測定データの解釈、応用例まで詳しく解説いたします。

開催日

  • 2023年12月8日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 粘度・粘弾性測定の概要並びに測定治具の選択方法など粘弾性測定の初心者の方から、チクソトロピー性、塗工性能の評価、濃厚スラリーの分散特性評価、粘着材・接着剤の評価など測定データの解釈並びに応用例まで詳しく解説する。

  1. 粘弾性測定とは
    1. 粘弾性・粘弾性体とは 〜身近に存在する粘弾性物質〜
    2. 従来の粘度測定手法とは 〜回転粘度計の特徴と測定の限界〜
    3. 粘弾性測定装置とは 〜最新の粘弾性測定装置の特徴〜
    4. 各産業分野における粘弾性測定の応用例
  2. 粘弾性測定の基礎
    1. 粘弾性測定の概要
      〜回転測定と振動測定〜
  3. 回転 (静的) 測定の概要
    1. 回転測定の概要 〜変形方法、粘弾性変数〜
    2. 回転測定応用例 〜チクソトロピー性評価〜
      1. ニュートン流動現象 〜粘度が回転によらず一定?〜
      2. シアシックニング 〜粘度が回転と共に上昇?〜
      3. シアシニング 〜粘度が回転と共に下降?〜
      4. シアシニング現象の可視化 〜流動場の可視化 (レオマイクロスコープ) 〜
  4. 振動 (動的) 測定の概要
    1. 振動測定の測定対象と概要
    2. 各種振動測定の紹介
      1. ひずみ分散測定と測定例
      2. 周波数分散測定と測定例
      3. 温度分散測定と測定例
      4. 時間分散測定と測定例
  5. 測定治具と温度制御システムの選択
    1. 各測定治具の詳細と使い分け
    2. 各治具の剪断速度の求め方
    3. 各治具での温度分散測定
    4. ゲルサンプルの場合
    5. 粒子分散系の測定
    6. 乾燥しやすいサンプルの測定
    7. 測定治具のサイズ選択のポイント
    8. 最適な温度制御システムの選択
  6. 塗料の塗工性能の評価
    1. 塗工性能の評価の概要
    2. 従来の粘度測定法と問題点
    3. 塗工性能の評価事例
    4. 応用例 〜高速塗布、プリンタインク、 ボールペンの書きやすさ〜
  7. 粒子分散特性の評価
    1. 濃厚系スラリーの粘度特性 〜粘度上昇、シアシックニング〜
    2. 凝集、分散特性評価 〜分散特性と粒度分布の関係など〜
    3. 長期分散安定性 〜沈降する?しない?〜
  8. 粘着材・接着剤の評価
    1. 高分子材料 (粘着材・接着剤) の粘弾性の概要
    2. 主な高分子材料の測定例 〜速度・時間・温度〜
    3. 熱硬化 (反応固化) 特性評価 〜最低粘度、硬化速度の求め方〜
    4. 粘着性 (タック性) 、剥離性 (ピール性) 評価の概要
    5. 各種測定事例 〜ホットメルト、プローブタックとの相関〜
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 宮本 圭介
    株式会社 アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
    キャラクタリゼーションマネージャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/7 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/10/8 水性塗料の配合設計と環境負荷低減 オンライン
2024/10/9 粘着剤・テープに求められる物性とその設計 愛知県 会場
2024/10/9 ペロブスカイト太陽電池の塗工・乾燥方法とスケールアップ オンライン
2024/10/10 スラリー・ペーストの調整および分散性コントロール、粘弾性測定とその応用 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 ナノカーボン/ナノ粒子への表面グラフト化による機能付与および分散性制御技術 オンライン
2024/10/11 粉体トラブル入門 オンライン
2024/10/16 レオロジー測定を利用した電極スラリーの評価技術 オンライン
2024/10/18 ゴムの破損劣化要因・対策とゴムの接着トラブル対策および劣化速度と寿命予測の実際 東京都 会場
2024/10/18 塗布 (コーティング) 液の流動シミュレーション技術と最適な塗布プロセス構築への活用例 オンライン
2024/10/18 ペロブスカイト太陽電池の塗工・乾燥方法とスケールアップ オンライン
2024/10/21 フィルムの乾燥プロセス技術と設備設計およびトラブル対策 オンライン
2024/10/22 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2024/10/22 粉体・微粒子における帯電・付着力の基礎と応用、制御および評価 オンライン
2024/10/23 顔料微粒子の分散・凝集の基礎および撹拌機・分散剤の選択ノウハウ オンライン
2024/10/24 レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術 1日速習講座 東京都 会場
2024/10/28 エポキシ樹脂を中心とした高耐熱樹脂の設計技術 オンライン
2024/10/28 金属ナノ粒子・微粒子の総合知識と応用技術 オンライン
2024/10/29 フィルムの乾燥プロセス技術と設備設計およびトラブル対策 オンライン
2024/10/29 接着の基礎と不良対策および長期信頼性評価法 オンライン