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粘着・剥離のメカニズムと粘着製品の評価方法

粘着・剥離のメカニズムと粘着製品の評価方法

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概要

本書では、粘着・剥離過程の可視化、モデリングから、粘着テープ・粘着シール・粘着ラベルの設計と評価方法までポイントを絞って、まとめております。

目次

第1章 粘着・剥離現象の基礎

  • 1 はじめに
    • 1.1 粘着-剥離のメカニズム
    • 1.2 粘着剤とは?
  • 2 粘着剤の力学的特徴
  • 3 粘着・剥離過程の可視化実験
  • 4 粘着・剥離過程のモデリング
  • 5 粘着・剥離現象の定量的制御を目指して

第2章 粘着剤・粘着テープの設計と評価

  • 1 はじめに
  • 2 ブロックコポリマーによる粘着剤の設計とパルスNMRによる評価
  • 3 タッキファイヤによる相構造の設計とパルスNMRによる評価
  • 4 粘着剤の速度依存性とローリングシリンダータック試験による評価
  • 5 架橋アクリル系粘着剤のプローブタック試験による評価
  • 6 糸曳きやAFMのフォースカーブによる評価
  • 7 おわりに

第3章 粘着シール・ラベルの設計と評価

  • 1 概要
  • 2 はじめに
  • 3 シール・ラベル用の粘着素材について
  • 4 シール・ラベルの基本設計
    • 4.1 シール・ラベルの基本設計
    • 4.2 シール・ラベルの製造方法
  • 5 シール・ラベルの用途別設計方法と評価
    • 5.1 注意すべき点
    • 5.2 劣化の想定
    • 5.3 用途別設計方法
    • 5.4 評価方法
  • 6 今後

第4章 粘着、接着製品の表面・界面分析事例 ~局所物性・構造評価技術を中心に~

  • 1 はじめに
  • 2 局所領域評価技術 (AFM-IR、SPM) を用いた粘着剤、接着剤関係での評価事例
    • 2.1 表面形状・物性・組成によるアプローチ
      • 2.1.1 DFMによる粘着剤表面および接着剤硬化物の評価
      • 2.1.2 AFMフォースカーブ法による表面物性評価 (表面弾性率)
      • 2.1.3 AFM-IR (ナノIR) による接着剤硬化表面の評価 (硬化剤分散状態)
    • 2.2 熱特性、摩擦特性によるアプローチ
      • 2.2.1 摩擦力の温度依存性測定による表面の分子運動性評価
      • 2.2.2 ナノTAによる表層および内部での結晶性の評価
    • 2.3 濡れ性評価 (親疎水性) によるアプローチ
      • 2.3.1 CFMによる表面の親疎水性評価
      • 2.3.2 表面処理をした被着体表面でのCFMマッピング測定
  • 3 局所領域評価技術 (AFM-IR、SPM) を用いた厚み方向での劣化解析
    • 3.1 耐候性試験 (光+熱+酸素) により劣化させたCF (炭素繊維) /熱硬化性樹脂での評価事例21)
  • 4 局所領域評価技術 (AFM-IR、SPM、TEM) を用いた接着界面での評価事例
    • 4.1 熱老化試験 (熱+酸素) により劣化させたGF (ガラス繊維) /熱可塑性樹脂での評価事例
  • 5 まとめ

執筆者

山口 哲生

東京大学
大学院 農学生命科学研究科
生物材料科学専攻

准教授

中村 吉伸

大阪工業大学
工学部
応用化学科

特任教授

平井 智康

大阪工業大学
工学部
応用化学科

准教授

藤井 秀司

大阪工業大学

教授

野崎 聡

株式会社オフィス・エース

代表取締役

生井 勝康

株式会社 三井化学分析センター
材料物性研究部

主席研究員

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 並製本 144ページ

ISBNコード

978-4-905507-64-2

発行年月

2023年1月

販売元

tech-seminar.jp

価格

50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

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