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アニオン交換膜 (AEM) 型水電解:基礎から最先端研究まで

アニオン交換膜 (AEM) 型水電解:基礎から最先端研究まで

オンライン 開催

開催日

  • 2023年7月25日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子電解質膜や水電解に関連する研究・開発に携わる方
  • これから携わる方、高分子電解質膜や水電解に関連する研究・開発に携わる方
  • アニオン交換膜型水電解技術の研究開発への参入を検討されている方

修得知識

  • グリーン水素製造の基礎知識
  • アニオン交換膜 (AEM) 型水電解技術の特徴と近年注目されている理由
  • 具体的なAEMの設計指針および合成、製膜、評価方法
  • AEMおよびAEM型水電解技術の最新の研究動向
  • AEM型水電解技術およびグリーン水素の今後の展望

プログラム

 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、水素、特に製造時に二酸化炭素の発生を伴わない「グリーン水素」の需要が高まっています。再生可能エネルギー由来の電力を用いた水電解 (水の電気分解) は有力な水素製造技術ですが、従来の水電解技術であるアルカリ水電解やプロトン交換膜型水電解は、効率や安全性が低い、あるいは製造コストが高いなどの課題がありました。このような背景のもと、近年世界的に注目を集めているのが、「アニオン交換膜 (AEM:Anion Exchange Membrane) 型水電解技術」です。
 本講座では、AEM型水電解の基礎から、アニオン交換膜を中心とする材料部材の現状と課題、今後の展望まで、最先端の研究や講師の研究成果なども交えながら解説します。

  1. カーボンニュートラルと水素エネルギー
    1. カーボンニュートラルに向けた水素エネルギーの意義
    2. 水素エネルギー関連技術 (燃料電池ほか)
    3. 水電解技術の必要性
  2. 水電解技術の基礎
    1. 水電解の種類・構造
    2. アルカリ水電解
    3. プロトン交換膜 (PEM) 型水電解
  3. アニオン交換膜 (AEM) 型水電解
    1. 作動原理と特徴
    2. 研究開発の歴史
    3. 構成部材の要求特性と課題
  4. アニオン交換膜 (AEM) の基礎
    1. 分子設計指針
    2. 製膜
    3. 複合化 (補強)
    4. 測定・評価方法
    5. 劣化・分解プロセス
  5. アニオン交換膜 (AEM) の最先端研究
    1. アニオン伝導性向上に向けた取り組み
    2. 化学的安定性向上に向けた取り組み
    3. 複合化による特性向上
    4. ユニークな研究例
  6. アニオン交換膜 (AEM) 型水電解における触媒層・ガス拡散層
    1. 触媒層の構成
    2. 触媒層の構造とガス排出
    3. ガス拡散層の構成と要求特性
    4. セル・スタックにおける物質輸送解析
  7. まとめ
    1. AEM型水電解技術の将来展望
    2. カーボンニュートラルの実現に向けて

講師

  • 田中 学
    東京都立大学 都市環境学部 環境応用化学科
    准教授

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
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  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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