技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸押出機対応を中心とする剪断流動分散技術と伸長流動分散技術

二軸押出機対応を中心とする剪断流動分散技術と伸長流動分散技術

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2023年7月4日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • 剪断流動分散技術の問題点と解決方法
  • 剪断流動分散技術の今後の展開
  • 伸長流動分散の基礎理論
  • 剪断流動分散技術の応用例
  • 剪断分散に比べて新超流動分散の優位点、派生技術

プログラム

 樹脂、ゴム混練分散分野で、唯一剪断分散が応用されて100年が経つ。現状では、技術展開がマンネリ化しているのも事実である。剪断分散技術の新しい手法、新しい考え方を熱望している。本講演では、従来の問題点を深く探求し、新しい解析手法、応用技術 (の糸口) を詳解する。一方ここ20年で、伸長流動分散が応用され。今や剪断流動分散と双璧になっている。しかし、この分野では日本は応用が遅れている。私は日本でもっとこの分野の展開を図りたい。基礎理論から応用事例までの全てを説明する。剪断分散、伸長分散に各々特異な点を持っている。有意義な知識になると思う。

  1. 剪断流動分散技術
    1. 樹脂複合材料強度に関する改良技術の経緯
    2. バウンドポリマー、バウンドラバー技術
    3. 分散理論
    4. 分散過程の理論と実際
      1. 送り込み分配分散
      2. まき散らし分配分散
    5. Shearthinning, Shearthikening現象と分散性
    6. 強度物性向上以外に、特殊物性向上目的のナノ分散の応用技術の例
  2. 伸長流動分散技術
    1. 伸長流動分散技術の基礎理論
      1. 紐状粒子にくびれの発生する要因
      2. 紐状粒子の切断条件 (必要条件) と切断現象
      3. サテライト粒子の発生
      4. リザーバ、キャピラリー空間における剪断、伸長共存流動
    2. 粒子への完全切断現象と多段切断条件
    3. 伸長流動分散実験結果
    4. 3形態の伸長流動分散装置とその特性
    5. 伸長流動分散をCNT,CNFs等の分散に応用する
      1. 伸長流動分散とシシケバブ構造
    6. 伸長流動分散では、品質スケールアップが確実にできる
    7. Meltfractureによる剪断ナノ分散と伸長ナノ分散

会場

ドーンセンター

4F 中会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/31 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント 東京都 会場
2025/7/31 プラスチック射出成形の可塑化工程に起因する成形不良と対策 オンライン
2025/8/4 塗料入門 オンライン
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/5 粉体・微粒子の帯電・付着の基礎知識 オンライン
2025/8/5 基礎から学ぶポリイミドの高性能化・機能化設計 オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/6 光硬化に用いられる光重合開始剤とその助剤の種類、選び方、使い方、暗所・深部・厚膜硬化、速硬化への対応 オンライン
2025/8/6 マイクロ・ナノプラスチックの体内侵入に脅かされる人類とその活路 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/8/7 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/7 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/8/7 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/8/7 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2025/8/7 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/8/7 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/8/8 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/8 合成シリカ微粒子の分散・凝集制御および表面改質のポイント オンライン
2025/8/8 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング