技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(10:30〜12:10)
2015年のパラダイムシフトにより、脱炭素のビジネス活動方向が明確になり、世界は循環型経済に向けて進んでいる。パッケージも循環型パッケージの方向となり、包装ごみの概念は無くなり、新たな資源として利用する方向に進んでいる。全ての包装材料は使用後は回収して再生再利用の方向であり、再生材料を配合することが必要あるいは義務化の方向に進んでいる。特にプラスチックは、循環型プラスチックの利用促進の方向で進んでいる。EU2022・1616の規則が昨年10月10日より施行となり、欧州市場ではrecycled plasticsを食品接触用に使用しても良いことになった。事前にEFSAに申請しOKを得れば使用出来る。欧州市場ではrecyclableが義務化される。日本は包装製品を欧州に輸出する場合、この規制を受けることになる。対応が必要であり、対応できる時間も設備もあまりない。循環型の意味を理解しビジネス活動するためにぜひ、ご参加ください。
(13:00〜15:40)
変化の激しい現代において各企業はこれまで以上に商品やサービス、事業そのものの持続可能性が求められ、環境配慮による社会貢献は当たり前の時代になっています。一方で透明バリアフィルムは、その特長から広範囲で使用されており包装材においてシェアが広がっています。この持続可能な社会の実現に向け容器包装も進化し続けていることから、透明バリアフィルムを含めた最近のパッケージにおける特徴や機能性について紹介させて頂きます。
(15:50〜16:30)
地球規模の温暖化、気候変動の主要因は温暖化ガスの排出と言われており、主な温暖化ガスである炭酸ガスの排出を世界的に抑制していかなければならない。そのため、各国は様々な政策実施を迫られている。日本も、2050年の「カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を宣言している。包装材料は内容物を保護し、安全に使用者 (消費者) の手に届けるという使命がある。しかし、一旦内容物が使用されると、包装材料はゴミとなってしまう宿命にある。特にプラスチック製包装材料は、海洋汚染、廃棄物輸出禁止等の問題提起を踏まえて、欧州を中心にリサイクルに向けた動きが活発化している。軟包装は多種の素材を積層することで機能を発揮しており、マテリアルリサイクルは困難である。そこで、リサイクルし易い設計として、軟包装のモノマテリアル化が提言され、そのための包装材料開発が進められている。
軟包装のモノマテリアル化の実用化及び開発動向をについて、特許情報を交えて述べる。
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発行年月 | |
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