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エポキシ樹脂の構造と硬化剤の選定、変性・配合改質

エポキシ樹脂の構造と硬化剤の選定、変性・配合改質

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、エポキシ樹脂の基礎として、各種エポキシ樹脂の特徴と製造法、 各種硬化剤の特徴と硬化反応機構、硬化物の構造と特性、変性技術、試験法、有害性を解説いたします。
また、電子材料および複合材料といった先端分野で著者らが行ったエポキシ樹脂の研究開発を紹介いたします。

開催日

  • 2022年5月19日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 各種エポキシ樹脂の特徴と製造法
    • グリシジルエーテル型
    • グリシジルアミン型
    • トリグリシジルイソシアヌレート型
    • リン含有型
    • フェノキシ樹脂など
  • 各種硬化剤の特徴と硬化反応機構
    • ポリアミン
    • ジシアンジアミド
    • 酸無水物
    • ノボラックフェノールなど
  • 架橋密度・骨格構造と力学特性、耐熱性、電気特性など硬化物の構造と特性
  • ゴム変性、ポリウレタン変性、フィラー配合など変性や配合改質による硬化物の強靭化
  • エポキシ当量、塩素分などのエポキシ樹脂特性
  • アミン価、活性水素当量などの硬化剤特性
  • 熱分析 (DSC、TMA、TG-DTA) 、動的粘弾性、力学特性 (弾性率、強度、伸度) など硬化物特性の各試験法
  • 急性毒性、慢性毒性、局所刺激性、感作性などエポキシ樹脂の有害性

プログラム

 エポキシ樹脂の基礎として、各種エポキシ樹脂の特徴と製造法、 各種硬化剤の特徴と硬化反応機構、硬化物の構造と特性、変性技術、試験法、有害性を解説した後、電子材料および複合材料といった先端分野で著者らが行ったエポキシ樹脂の研究開発を紹介する。
 グリシジルエーテル型、グリシジルアミン型、トリグリシジルイソシアヌレート型、リン含有型、フェノキシ樹脂など各種エポキシ樹脂の特徴と製造法、ポリアミン、ジシアンジアミド、酸無水物、ノボラックフェノールなど各種硬化剤の特徴と硬化反応機構、架橋密度・骨格構造と力学特性、耐熱性、電気特性など硬化物の構造と特性、ゴム変性、ポリウレタン変性、フィラー配合など変性や配合改質による硬化物の強靭化、エポキシ当量、塩素分などのエポキシ樹脂特性、アミン価、活性水素当量などの硬化剤特性、熱分析 (DSC、TMA、TG – DTA) 、動的粘弾性、力学特性 (弾性率、強度、伸度) など硬化物特性の各試験法、急性毒性、慢性毒性、局所刺激性、感作性などエポキシ樹脂の有害性を解説する。最後に、フレキシブルプリント配線板、複合材料といった先端分野で著者らが開発した新規エポキシ樹脂の研究内容を紹介する。

  1. エポキシ樹脂の歴史
  2. エポキシ樹脂の種類と特徴及び製造法
    1. グリシジルエーテル型
    2. グリシジルエステル型
    3. グリシジルアミン型
    4. トリグリシジルイソシアヌレート型
    5. 臭素含有型
    6. リン含有型
    7. 脂環式
    8. フェノキシ樹脂
  3. 硬化剤の種類と特徴及び硬化反応機構
    1. ポリアミン
    2. 変性ポリアミン
    3. ジシアンジアミド
    4. 酸無水物
    5. ノボラックフェノール
  4. 硬化物の構造と特性
    1. 架橋密度と力学特性・耐熱性
    2. 骨格構造と力学特性・耐熱性・電気特性
  5. 変性や配合改質による強靭化
    1. ゴム変性
    2. ポリウレタン変性
    3. エンジニアリングプラスチック配合改質
    4. フィラー配合改質
  6. 試験法
    1. エポキシ樹脂
      1. エポキシ当量
      2. 塩素濃度
      3. その他
    2. 硬化剤
      1. アミン価
      2. 活性水素当量
      3. その他
    3. 硬化物
      1. 熱分析
        • DSC
        • TMA
        • TG-DTA
      2. 動的粘弾性
      3. 力学特性
        • 弾性率・破断強度・破断伸度
        • 破壊靭性
      4. 電気特性
        • 絶縁信頼性
        • 誘電特性
  7. 有害性
    1. 急性・慢性毒性、局所刺激、感作性、その他
  8. 先端材料分野における新規エポキシ樹脂の研究開発
    1. フレキシブルプリント配線板接着剤用途
      • ハロゲンフリー難燃性FPC接着剤用エポキシ樹脂/高分子量リン含有フェノキシ樹脂混合硬化物の特性
    2. 複合材料用途
      • ジシアンジアミド1液硬化型強靭性ポリウレタン変性エポキシ樹脂の合成と物性
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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