技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CO2分離回収 (CCS) 技術の進展と実用化への展望

各技術毎の特徴と最新技術

CO2分離回収 (CCS) 技術の進展と実用化への展望

~鍵となるアミン アミン液体膜による空気中のCO2回収法~

概要

本セミナーでは、吸収・吸着法によるCO2分離技術の基礎から解説し、高分子膜・無機膜・促進輸送膜ごとのCO2分離膜の素材と性能、アミン液体膜による空気中のCO2の回収法などCO2分離・回収の要素技術を解説いたします。

開催日

  • 2022年5月12日(木) 16時30分 18時30分

受講対象者

  • CO2分離、CCS技術に関心のある技術者、開発者、研究者

修得知識

  • CO2分離回収技術としての吸収法、吸着法、膜分離法の特徴
  • ガス分離膜技術一般の基礎
  • 高分子膜、無機膜、促進輸送膜ごとにCO2分離膜の素材と性能
  • アミン液体膜による空気中のCO2回収法

プログラム

 地球温暖化問題の解決のため、火力発電所など発生源からのCO2分離回収が求められている。CO2ガスの分離回収技術には吸収法、吸着法、膜分離法があり、本講では各技術毎にその特徴と最新技術を紹介する。特にCO2分離ではアミン成分が鍵となっており、アミン – CO2間の吸収平衡関係が分離法の性能を支配していることを解説する。

  1. CO2分離回収技術の特徴と進展
  2. 吸収・吸着法によるCO2分離技術の進歩
    1. ガス吸収とCO2吸収液
    2. 吸着法
    3. 固体吸収材プロセス (RITE)
  3. 期待される膜分離法とCO2分離膜
    1. 高分子膜 (ポリイミド膜)
    2. 無機膜 (ゼオライト膜)
    3. 促進輸送膜
  4. アミン液体膜による空気中のCO2の回収法
    1. CO2濃縮空気供給装置の構成としくみ
    2. アミン液体とイオン液体
    3. CO2濃縮空気供給装置の性能

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,391円 (税別) / 33,430円 (税込)
複数名
: 25,845円 (税別) / 28,430円 (税込)

受講料の割引について

  • 複数名受講割引
    • 同一法人または関連会社より2名以上同時参加される場合、受講料を割引させて頂きます。
      2名様以降、 25,845円(税別) / 28,430円(税込) で受講いただけます。
      • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,391円(税別) / 33,430円(税込)
      • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 56,236円(税別) / 61,860円(税込)
      • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,082円(税別) / 90,290円(税込)
  • 国家公務員・地方自治体職員割引
    • 国家公務員・地方自治体職員の方は、割引価格にて受講いただけます。
      1名様あたり 15,000円(税別) / 16,500円(税込) でご受講いただけます。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

会場受講をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「会場受講」をご選択ください。
会場受講をご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • ライブ配信、アーカイブ配信のサービスは受けられません。
  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

ライブ配信をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「オンライン受講」をご選択いただき、通信欄に「ライブ配信希望」の旨を記載ください。
ライブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日の2営業日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを、メールにてご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • 当日配付資料等は、後日ご郵送いたします。
  • 受講後のご質問等、講師とのお取次ぎをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

アーカイブ配信をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「オンライン受講」をご選択いただき、通信欄に「アーカイブ配信希望」の旨を記載ください。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • 開催日より3日以降に配信致します。
  • お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、視聴用URLをお送り致します。
    配付可能な講演資料も合わせて送付致します。
    ※アーカイブ配信の配信予定日や講演資料の送付方法はセミナーによって異なります。
  • 動画の公開期間は公開日より2週間となります。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • 質疑応答は原則として収録録画からカットされます。
  • 参加者名簿は配付致しません。あらかじめご了承下さい。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/19 分離工学の基礎、各種技術 (蒸留・抽出・吸着・膜分離) とシミュレーションによる簡単解析 オンライン
2024/11/25 GHG:温室効果ガス削減の国内外の動向 会場
2024/11/26 機械学習を用いたCO2分離回収材料の探索、設計とその活用 オンライン
2024/11/26 グリーン水素製造のための光触媒を用いた「人工光合成」の基礎と応用、課題、最新動向 オンライン
2024/11/28 ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法とシリカ系多孔膜によるCO2分離技術 オンライン
2024/11/28 MOFの低環境負荷合成と水処理用吸着剤への応用 オンライン
2024/11/29 グリーンイノベーションの背後にある過剰な資源消費:「資源パラドックス問題」とその解決に向けた技術・社会システム オンライン
2024/12/3 分離工学の基礎、各種技術 (蒸留・抽出・吸着・膜分離) とシミュレーションによる簡単解析 オンライン
2024/12/6 高分子膜のガス透過メカニズムと高分子CO2分離膜の技術動向 オンライン
2024/12/9 カーボンリサイクルに向けた低エネルギーCO2回収 (DAC) 、燃料合成、燃料利用技術の開発動向 オンライン
2024/12/11 MOFの低環境負荷合成と水処理用吸着剤への応用 オンライン
2024/12/12 省エネ技術各論講座 オンライン
2024/12/13 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2024/12/13 メタネーションの要素技術と現状の課題、産業実装への展望 オンライン
2024/12/17 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/18 省エネ技術各論講座 オンライン
2024/12/20 二酸化炭素 (CO2) の吸収・回収及び吸収材技術 オンライン
2024/12/20 CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算 オンライン
2024/12/23 分離工学の基礎と装置設計法 オンライン
2024/12/23 固液分離: 各種技術の原理、特徴とデータ解析・プロセス設計の要点 オンライン