技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

廃棄プラスチックのガス化、油化、モノマー化技術

廃棄プラスチックのガス化、油化、モノマー化技術

オンライン 開催

開催日

  • 2022年4月15日(金) 10時30分 16時15分

修得知識

  • プラスチックリサイクルに関する基本的知識
  • プラスチックの熱分解に関する基本的知識
  • プラスチックの熱分解法に関する研究開発動向
  • プラスチックの熱分解反応解析に関する研究開発動向
  • 廃プラスチック向けケミカルリサイクル技術 (ガス化/油化/モノマー化) 全般に関する知識
  • 社会実装における要点

プログラム

第1部 熱分解法によるプラスチック化学原料化の研究開発動向

(2022年4月15日 10:30〜12:00)

 近年、海洋プラスチック問題や中国を始めとするアジア諸国における廃プラスチック受入制限等を契機に、世界中でプラスチック利用やリサイクルの在り方について大きな関心が寄せられている。現状、既存のリサイクル技術では再資源化が難しい廃プラスチックはまだまだある。
 本講では熱分解法の基本と、プラスチックの熱分解による化学原料化に関する研究開発動向について解説する。

  1. 国内外のプラスチックリサイクルの動向
  2. プラスチックリサイクルにおける熱分解法の役割と概要
  3. 熱分解法に関する研究開発動向
  4. プラスチックの熱分解反応解析
    • 質疑応答

第2部 廃棄プラスチックの油化・モノマー化に向けたマイクロ波プロセス

(2022年4月15日 13:00〜14:30)

  1. マイクロ波の基礎
  2. マイクロ波反応系・反応器デザイン
  3. マイクロ波を使ったケミカルリサイクル技術
    1. マイクロ波による熱分解
    2. マイクロ波による解重合
    • 質疑応答

第3部 廃プラスチックのガス化/油化/モノマー化技術と社会実装

- 資源循環を実現する日揮グループのソリューション –

(2022年4月15日 14:45〜16:15)

 マテリアルリサイクルを補完しながら国内のプラスチックリサイクル率の大幅な向上に貢献できるケミカルリサイクルについて理解いただく

  1. 日揮グループおよびサステナビリティ協創部の紹介
  2. 廃プラスチック問題と資源循環
    1. 社会課題と背景
    2. 適材適所のリサイクル技術
  3. 日揮グループのケミカルリサイクル技術
    1. モノマー化ケミカルリサイクルの概要、技術、社会実装パターン
    2. 油化ケミカルリサイクルの概要、技術、社会実装パターン
    3. ガス化ケミカルリサイクル概要、技術、社会実装パターン
  4. 環境性能・温暖化ガス排出抑制 (LCA評価)
  5. ケミカルリサイクル実装に向けた課題
  6. トータルソリューション構想
    • 質疑応答

講師

  • 熊谷 将吾
    東北大学 大学院 環境科学研究科
    助教
  • 木谷 径治
    マイクロ波化学 株式会社 研究開発本部 第1開発室
    室長
  • 田中 悠太
    日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創ユニット 廃プラガス化事業チーム
    プログラムマネージャー代行

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/30 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/5/1 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/5/1 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/5/1 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2024/5/2 樹脂材料のEV駆動モータ/パワーデバイスへの実装に向けた高電圧絶縁特性の基礎と評価法 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/13 車載用プラスチックの基礎と最新動向 オンライン
2024/5/13 ラジカル重合による高分子合成 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 「トランジションファイナンス」の魅力とその享受の為のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 高分子の結晶化、結晶高次構造の制御、分析解析、その応用 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン

関連する出版物