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配電ライセンスと大容量蓄電池がマイクログリッド事業を変える

配電ライセンスと大容量蓄電池がマイクログリッド事業を変える

東京都 開催 会場・オンライン 開催

開催日

  • 2021年5月27日(木) 9時30分 11時30分

プログラム

第1部 配電ライセンスのインパクト、事業用大型蓄電池は?

配電ライセンス制、これは、電力システム改革の大本命!

カーボンニュートラルまで実現する配電ライセンス制、その布石となるのが、地域マイクログリッド事業。「事業用の大型蓄電池に勝機はあるのか?」等、今、様々な関係者が注目しています。大手電力にとって離島や過疎が進む地方部など、世帯密集度の低いエリアの配電設備の更新投資は負担が大きい。地域の企業に配電設備の所有、維持管理を委ね、地域で再エネやコージェネレーションなどの分散電源を導入しマイクログリッドを構築すれば、自然災害時の停電リスクを軽減できるだけでなく、地方企業にとっての新たなビジネスになるのです。オープンメディアでは語れない現場事例をアップデートします。地方の価値が大きく変化するとき、電力システムも大きく変わります。

  1. 電力の今、最近の楽しいニュース
    1. 電力ビジネス過去と未来
    2. マイクログリッド
  2. 配電の免許制アップデート
    1. ライセンサーになる会社は?
    2. どうすればライセンサーになれるのか?
    3. 地域マイクログリッド構築事業、経営の勘所
    4. 地域マイクログリッドマスタープランの進め方
  3. 事業用大型蓄電池のビジネスチャンスは?
    1. 宮古島未来エネルギー他、現場で起こっていること
    2. 地方は面白い

第2部 NAS電池の適用事例

 大容量エネルギーを貯蔵するNAS電池は需要家のピーク電力低減や非常用電源として多く使用されてきた。最近は再生可能エネルギーの増加に伴い、その出力変動の補間や余剰電力の貯蔵やマイクログリッドにおける需給調整などに期待が高まっている。本講演では、NAS電池の概要、使用事例、太陽光とNAS電池を含む小規模モデルでのシミュレーションによるCO2削減効果を紹介する。

  1. NAS電池の概要
    1. 原理
    2. 長期性能
    3. 安全性
  2. 使用事例
    1. 運用実績
    2. アンシラリーサービス
    3. 離島
    4. 太陽光発電の余剰電力吸収
    5. アブダビでの運用例
  3. シミュレーション
    1. NAS電池によるCO2削減効果
  4. 両講師による関連質疑応答・名刺交換会

講師

  • 柏崎 和久
    株式会社I.T.I.
    代表取締役社長
  • 玉越 富夫
    日本ガイシ株式会社 エネルギーインフラ事業本部 エナジーストレージ事業部
    専門部長

会場

JPI カンファレンススクエア
東京都 港区 南麻布5-2-32 興和広尾ビル
JPI カンファレンススクエアの地図

主催

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  • 受講後のご質問等、講師とのお取次ぎをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • 質疑応答は原則として収録録画からカットされます。
  • 参加者名簿は配付致しません。あらかじめご了承下さい。
本セミナーは終了いたしました。

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