技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水素エネルギーとモビリティ

研究・開発に役立てるための

水素エネルギーとモビリティ

~現状調査から見る課題と可能性~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年6月4日〜10日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、陸海空モビリティの現状、市販FCEVの現状整理、メーカや車両の特徴・販売台数、FCEVや水素ステーション普及の現状・課題、水素燃料自動車・水素エンジン・e-FUELガソリン車の整理、水素普及の課題について、豊富な経験と調査に基づき、詳しく解説いたします。

開催日

  • 2025年5月28日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • FCEVや水素エンジン車に関心のある方、調査を進めている方
  • モビリティを脱炭素の視点で整理したい方
  • 高圧水素タンクを始め、水素エネルギービジネスを探索している方
  • 水素の利活用に関心がある方

修得知識

  • 陸海空モビリティの現状の概要
  • 市販FCEVの現状整理、メーカや車両の特徴、販売台数など
  • FCEVや水素ステーション普及の現状と課題
  • 水素燃料自動車、水素エンジン、e-FUELガソリン車の整理整頓
  • 水素普及の課題

プログラム

 日本の各地で水素燃料電池 (FC) バスが活用されている。韓国でも同様に、ソウル市駅を中心に路線バスが運行されている。FC乗用車としては、トヨタからはクラウンが、ホンダからはCR-Vが発売された。欧州ではフランスを中心に商用バンとして活用されている。
 また、欧州ではFC列車が実用化されており、中国からは国際的な展示会に出展されている。HyundaiのFC乗用車のNEXOが累積販売台数でグローバルNo1である。
 一方で、乗用車FCとしての普及課題や大出力用途の課題も明確となってきた。
モビリティとしての水素活用の課題と可能性も整理する。周辺情報として高圧水素タンクの概要と日中韓欧のメーカを整理する。
 また、水素エネルギーの活用は、モビリティ以外への拡大が明確となってきた。特にここ1年ほどで、我々の足元での活用も見えてきた。水素の製造や水素発電などである。
 現地調査や関係者インタビューを交え、水素モビリティの現状を整理の上、さらに話題となっているスマートシティなど水素エネルギー社会の視点で現状を整理する。

  1. 脱炭素視点での 自動車エネルギーの整理
    1. 脱炭素が求められる背景
    2. 駆動方式とエネルギー源、水素とe-FUELの位置づけ
    3. BEVとFECV 脱炭素で比較
    4. 燃料電池自動車と水素エンジン車
  2. FCEV (乗用車、商用車、バス) の現状整理
    1. 実用化の歴史
    2. 市販の現状
      • トヨタ
      • Honda
      • Hyundai
      • Stellantis
    3. トヨタとBMW連携、
      • GMとHyundaiの接近
      • Hondaの課題
    4. バス・トラック・鉄道・船・航空機における実用化あるいは試行の現状
  3. 周辺技術としての高圧水素タンク
    1. その構造や技術概要
    2. 主要メーカ
    3. タンクのトレンド
    4. 高圧水素タンク開発に 役立つ最新計測技術
  4. モビリティ以外での水素活用
    1. トヨタグループの水素エネルギービジネス戦略
    2. トヨタ・Hyundaiともに水素エネルギーのトータルビジネスへ
  5. 課題整理、今後の進展は?
    1. インフラの視点で日韓比較、高圧水素と液体水素
    2. 水素関連インフラ
    3. 水素の活用、エネルギー側面と産業側
  6. 最新情報紹介 2月開催 「スマートエネルギーWeek」から
    1. トヨタ・ホンダの戦略
    2. 中国の現状 炭素繊維
      • 高圧水素タンク・商用車
    3. 身近になった水素製造
      • 水素発電
  7. 質疑応答
  8. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月4日〜10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野のプラスチックリサイクル技術動向 オンライン
2025/3/27 トランプ政権下で変わる脱炭素ビジネスの動向 オンライン
2025/3/28 バイオマスを取り巻く最新動向と日本企業の事業戦略 オンライン
2025/3/31 SAF (持続可能な航空燃料) の製造技術と国内外の最新動向 オンライン
2025/3/31 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2025/3/31 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2025/3/31 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2025/4/4 自動車、EVにおける熱マネジメント技術の動向と要素技術の解説、今後の展望 オンライン
2025/4/4 燃料アンモニアの政策動向と技術開発動向およびアンモニア利用の新規合成ガス・合成燃料製造技術 オンライン
2025/4/10 水素・燃料電池の基本からアプリケーションまで オンライン
2025/4/11 自動車用プラスチックにおけるリサイクル・アップサイクルの動きと対応 オンライン
2025/4/11 金属材料の水素脆性の基礎 オンライン
2025/4/15 自動運転・運転支援に向けた各種センサーを用いた周辺環境認識技術 オンライン
2025/4/15 固体酸化物形電解セル (SOEC) の原理・開発現状・将来展望 オンライン
2025/4/15 振動騒音のエネルギー伝達に基づく見通しの良い低振動低騒音設計 オンライン
2025/4/18 アジア各国のEVの現状と日系サプライヤのサバイバル戦略 オンライン
2025/4/21 固体酸化物形電解セル (SOEC) の原理・開発現状・将来展望 オンライン
2025/4/21 産業分野の排熱回収技術とバイナリー発電 オンライン
2025/4/22 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2025/4/23 自動車産業の現状と今後の課題・展望 2025 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/7 2023年版 次世代住宅市場・技術の実態と将来展望
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/7 2023年版 脱炭素社会の市場予測・技術と将来展望
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望