技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フレキシブル・フォルダブルOLEDの求められる材料と市場動向

Zoomを使ったライブ配信セミナー

フレキシブル・フォルダブルOLEDの求められる材料と市場動向

~特許分析や市場調査、開発例紹介から解説する要素技術と部材動向~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年11月10日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 有機ELディスプレイの基礎技術とフレキシブル化に向けた材料、プロセス技術

(2020年11月10日 10:30〜12:30)

  1. 有機ELの歴史
  2. 有機ELの原理
  3. 有機ELの基礎技術
    1. 材料技術
    2. デバイス技術
    3. プロセス技術
    4. 駆動技術
  4. 有機ELディスプレイ
    1. 有機ELディスプレイの分類
    2. 有機ELディスプレイの特徴 (液晶ディスプレイとの比較も含めて)
    3. 有機ELディスプレイ技術と最新動向 (各社の動向も含めて)
    4. 有機ELディスプレイの製品化
  5. 有機EL照明
    1. 有機EL照明の特徴 (LEDとの比較も含めて)
    2. 有機EL照明技術と最新動向
    3. 光取出し効率向上技術
    4. 有機EL照明のコスト
    5. 有機EL照明の製品化
  6. 有機ELのフレキシブル化
    1. フレキシブル化の最新動向
    2. フレキシブル基板技術
      • 超薄板ガラス
      • 高機能ステンレス箔
      • バリアフィルム
    3. バリア層形成技術、フレキシブル封止技術
      • バリア層形成技術
        • CVD
        • ALD
      • フレキシブル封止技術
        • ダム・フィル封止
        • TFE
        • ラミネート封止
    4. 透明電極技術
      • 透明導電ポリマー技術
      • 銀ナノワイヤー技術
      • メタルメッシュ
      • 印刷電極技術
  7. トピックス
    1. 塗布技術・印刷技術・ロールtoロール技術の適用
    2. 透明有機EL
    3. 量子ドット (QD)
    4. マイクロLED
    5. その他
    • 質疑応答

第2部 フォルダブル・フレキシブルOLEDの 技術・市場動向と将来展望

(2020年11月10日 13:15〜16:30)

 OLEDの本質的強みは形状ファクターすなわちフォルダブルを代表とするデザイン性の高さである。これらデバイスに関しては、展示品は見れても、基本構造、動作原理、あるいは画質、技術課題の詳細開示は少ない。
 今回はこのOLEDの強みとしてデビューが始まったフレキシブル・フォルダブルOLED技術に関し特許情報を駆使し部材への要求の視点から徹底分析する。フレキシブルがガラスOLEDに比べ難度高い製造工程、フィルムカバー、破壊工学から見た薄板カバーガラス、衝撃性を改善したLTPS OLED構造、さらに最近大きく変化しているアクリル封止及びタッチパネル (Y-OCTA) の現在の部材構造・要求課題から将来変化を予測した解析結果を報告する。

  1. ディスプレイ市場状況と最新フレキシブル・フォルダブル動向の関係
    1. 全FPD市場でのデバイス技術主役交代へ向けてのBattle状況
    2. OLED投資動向と対応するCES2020フォルダブルOLED展示分析
  2. リジッド (ガラス基板) からフレキシブルOLEDの製造工程変化
    1. フレキシブルOLEDでの追加工程
    2. 難度の高いリフトオフ工程
  3. フォルダブルOLED製品の技術分析
    1. フォルダブルスマートフォン仕様
    2. フィルムカバー技術とその要求課題
    3. 破壊工学視点で見る薄板カバーガラス (UTG) 要求と最終カバー構造の予測
    4. 衝撃性を改善するバッププレーンLTPS構造
  4. アクリル封止及び内蔵タッチパネル技術
    1. タッチパネル投資・技術動向
    2. フィルムタッチ搭載パネルの構造
    3. Y – OCTA構造
    4. アクリル封止膜、Y – OCTA絶縁膜視点から見た要求課題
    • 質疑応答

講師

  • 向殿 充浩
    有機デバイスコンサルティング
    代表
  • 小野 記久雄
    株式会社 サークルクロスコーポレーション
    フェローアナリスト (Fellow Analyst)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2022/12/22 マイクロLED/ミニLEDの最新動向・市場予測2022
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
2020/7/29 フラットパネルディスプレイ (FPD) を支える高機能材料と製造装置
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向