技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品マーケティング 基礎講座

非コマーシャル部門でも知っておきたい

医薬品マーケティング 基礎講座

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、マーケティングについて基礎から解説し、ブランドプランニングの流れを短時間で掴んでいただきます。
これからマーケティングを始める方や、マーケティングを学んでおきたいの方のためのスタートアップ講座となっております。

開催日

  • 2020年2月20日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 医療用医薬品マーケティングは、消費財マーケティングとは異なり、基本的には産業財マーケティングの要素を色濃く持つが、医師個人へのプロモーションの展開というユニークな側面もあって一般的な産業財マーケティングには収まりきらない。さらに、疾患や市場そして製品ライフサイクルなどによって条件が異なることもあって、体系的に学習できる機会は限られる。
 また、昨今の合理化の追求からマーケティング部門の人員が削減されたりメディカル部門やマーケットアクセス部門など関連する部門が新設されたりなどにより、業務が細分化される傾向から、社内での教育・育成の制度や機会もMRほどには十分には整っていないケースも見られる。一方で、非コマーシャル部門つまり開発部門や研究部門などでも業績最大化追求の流れの中で、従来型の成果すなわち製造承認取得や化合物の合成、臨床試験への進展などに留まらず、市場性を十分に検討した承認内容の取得はもちろん、競合の開発動向を加味した試験デザインなどが求められている。しかし期待された取り組みや成果には至っていないのが現状である。
 本講座では、マーケティングを最も身近に感じることのできる消費財マーケティングの事例の演習から、まずはマーケティング思考を体験してもらい、産業財マーケティングの特性に触れながら医薬品マーケティング業務の根幹となるブランドプランの構成要素について学ぶ。本講座のために準備した架空の新医薬品のブランドプランを俯瞰的に学習することで、分析手法やその意義、目的とすることなどを包括的に習得できるようデザインした。講座の終わりには、クイズ形式で理解を確認する機会も用意されている。
 多くの時間とコストを掛けて世に出すことができた医薬品が、医療者や患者さんの手元に届き医療価値を発揮するためには、どんなマーケティング志向が求められるのかを考えます。関心のある多くの方々の参加を期待しています。

  1. はじめに
    • B2C事例から、マーケティングの実例を演習することで、基本的なマーケティング要素や戦略の考え方を学びます
  2. マーケティングとは
    • B2CとB2Bの違いから医薬品マーケティングの位置付けを確認します
    • 消費財マーケティングと産業財マーケティングについて
    • 産業財での医薬品マーケティングの特性
  3. 医薬品マーケティング概論
    • 架空の新医薬品ブランドプランを用いながら構成する要素を俯瞰し、つながり、エッセンスを学びます
      • PEST分析
      • 3C分析
      • SWOT分析 (クロスSWOT)
      • KSF
      • STP
      • 戦略と戦術など
  4. ミニワークショップ
    • 3で学んだ項目についてクイズ形式の演習をすることで、より理解を深めます
  5. 終わりに
    • QAの時間を設けることで、受講者の疑問を解消します。
    • 後日のメールでのQAにも対応します

会場

江東区文化センター

4F 第2会議室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/19 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/4/22 基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座 オンライン
2024/4/22 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/4/22 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順 (どこまですべきか) オンライン
2024/4/22 改正GMPに対応した空調設備の管理とバリデーション オンライン
2024/4/22 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/22 Excelで作成可能な医療用医薬品の販売予測のポイント オンライン
2024/4/23 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/4/23 「バイオ医用高分子」入門 オンライン
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/23 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2024/4/23 改正GMP省令をふまえた供給者監査における具体的指摘事例/原料等の供給管理・事業者との取り決めの進め方 オンライン
2024/4/23 グローバル目線をふまえたICSR (個別症例安全性報告) の因果関係評価/報告基準 オンライン
2024/4/23 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 信頼性基準適用試験における運用への落とし込みと(国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2024/4/24 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/24 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2024/4/24 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/4/24 GVP対応講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書