技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AI・ディープラーニングを用いた遺伝子解析

知識・経験ゼロから始める

AI・ディープラーニングを用いた遺伝子解析

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年12月16日(月) 10時00分17時00分

修得知識

  • 人工知能、機械学習、深層学習の基礎
  • 人工知能、機械学習、深層学習で解ける問題とその理由
  • 先端的な医学、創薬への深層学習の応用例
  • 典型的なデータセットと問題についての解析

プログラム

 深層学習をはじめとするAI技術が急速に発展し、それらをバイオや医学への課題に応用する事例が増えています。数年前までは、その実行には高度なプログラミング技術、高価なハードウエア、そして環境整備も試行錯誤する技術と時間までが必要でした。しかし、ここ数年、先端のAIを簡単に活用できる環境整備がすすみ、AIを専門としない研究者やエンジニアでも実装や技術の活用が可能になってきています。
 そこで、本セミナーでは、AIや深層学習の初歩的な解説をしたうえで、初心者でも構築できる計算環境を用いて、簡単に深層学習を医学研究の問題に適用するプログラミング体験コースを用意しました。 自分で勉強する機会がなかなかとれなかった方、今後業務や研究にやっていきたい方で、社会人や大学院生の方を想定しています。前提知識としては、初歩的なプログラミング (実習時のみ) 、統計学の初歩 (標準偏差、正規分布) 、高校数学の微積分、ベクトルの知識を必要とします。

  1. 人工知能 (AI)
    1. 人工知能の歴史
    2. 人工知能、機械学習、データサイエンス、統計学の関係
    3. バイオへの応用事例
  2. 機械学習の基礎
    1. 学習の分類
      1. 教師なし学習
        • クラスタリング (k-means法など)
        • 主成分分析
      2. 教師あり学習
        • 回帰
        • クラス識別
      3. 強化学習
    2. 汎化能力
      1. 過学習
      2. 正規化
  3. 深層学習 (ディープラーニング) の基礎
    1. ニューラルネットワーク
      1. パーセプトロン
      2. 多層パーセプトロン
    2. Google Playgroundを用いて原理や動作を理解する
    3. 深層学習のモデル
      1. モデルの例
      2. RNNと自然言語処理
      3. 深層学習の特徴、課題
  4. 医学生物学的問題への深層学習の応用
    1. 応用事例の紹介
  5. PCを用いた実習
    1. Google Colabの利用方法
    2. がん細胞を深層学習で識別してみる (遺伝子発現解析)
  6. その他の話題
    1. 深層学習の次にくる技術
    2. 自学自習のためのリソース
    • 質疑応答

講師

  • 村上 勝彦
    富士通株式会社 富士通研究所
    プリンシパル・リサーチャー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/7/14 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/7/14 臨床試験で必要となる統計解析入門 オンライン
2025/7/14 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2025/7/14 mRNA医薬品の設計・製造・品質管理およびワクチン・疾患治療への応用 オンライン
2025/7/14 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2025/7/15 開発の質と効率を向上する汎用的インフォマティクス & 統計的最適化 実践入門 オンライン
2025/7/15 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/7/15 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理および原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/7/15 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集 (包括的理解、分析と抑制方法、製剤設計、管理戦略) 東京都 会場
2025/7/15 医薬品開発における薬物動態研究およびトランスレーショナルリサーチ概論 オンライン
2025/7/15 ドロップアウト防止にむけたAIによるリスク回避・評価と意思決定にむけたデータ補完 オンライン
2025/7/16 開発の質と効率を向上する汎用的インフォマティクス & 統計的最適化 実践入門 オンライン
2025/7/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/7/16 製薬用水システムの設備設計・適格性評価と日常管理 オンライン
2025/7/16 眼疾患におけるアンメットニーズと治療薬の開発動向 オンライン
2025/7/17 監査員の立場からみるGMP違反を防ぐ教育訓練とQuality Culture醸成 オンライン
2025/7/17 共同研究契約等の契約実務の基礎とトラブル防止策 オンライン
2025/7/17 ADCのリンカー結合・修飾技術と製造時の特許リスク対応 オンライン
2025/7/17 健康寿命を支える医療経済学とは オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/21 機械学習によるパターン識別と画像認識への応用
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -