医用電気機器のEMC規格 IEC 60601-1-2/JIS T 0601-1-2の改正ポイントと対応技術
~IEC 60601-1-2:2014の旧版との差異~
東京都 開催
会場 開催
概要
医用電気機器のEMC規格、IEC 60601-1-2/JIS T 0601-1-2は、改訂4版で、旧版から多くの変更が盛り込まれました。欧州 (EN) 、米国 (FDA) でも、強制化が2019/1/1に、改正JIS T 0601-1-2:2018による国内強制化も2023年に迫ってきました。
本セミナーでは、規格の基礎から、4版で強化されたリスクマネジメント、妨害はレベルが上がったイミュニティ試験に対応する技術等、設計段階から試験実務までを解説いたします。
開催日
-
2019年12月13日(金) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 設計の段階からノイズ対策を盛り込むための具体的な考え方・手法を知りたい方
- 回路・機器の設計経験はあるが、ノイズ対策で困っている方
- 「何故そうなるのか」を理解してノイズ設計・対策を行いたい方
修得知識
- 医療機器EMC規格 IEC 60601-1-2:2014/JIS T 06061-1-2:2018の内容
- IEC 60601-1-2:2014の旧版との差異
- IEC 60601-1-2:2014で求められるリスクマネジメントの内容
- 厳しくなるイミュニティ試験に対応するEMC設計・対策技術
プログラム
医用電気機器のEMC規格、IEC 60601-1-2/JIS T 0601-1-2は、改訂4版で、旧版から多くの変更が盛り込まれました。欧州 (EN) 、米国 (FDA) でも、強制化が2019/1/1に、改正JIS T 0601-1-2:2018による国内強制化も2023年に迫ってきました。
本講座では、規格の基礎から、4版で強化されたリスクマネジメント、妨害はレベルが上がったイミュニティ試験に対応する技術等、設計段階から試験実務までを解説します。
- 医療EMC規格の概略
- EMC規格の基礎
- 規格・規制の関係
- 規格の相互関係
- QMSとEMC試験の関係
- 医療EMC規格の変遷
- 基礎安全と基本性能
- 医療機器EMC試験の概要
- 規格の視点
- 雑音端子電圧
- 雑音電界強度
- 電源高調波
- フリッカ
- 静電気放電
- 無線周波電磁界放射
- ファーストトランジェント・バースト
- 雷サージ
- 無線周波電磁界伝導
- 電源周波数磁界
- 電源電圧ディップ・瞬停
- IEC 60601-1-2:2012 (Ed.4)
- Ed.3からの変更点
- 規格の視点
- 変更点の概説
- 使用場所の概念の導入
- リスクマネジメントの導入
- イミュニティ合否基準
- イミュニティ試験レベルup
- 近接電磁界試験の追加
- 試験計画書の作成
- 試験報告書の項目明確化
- 試験ポートの概念の導入
- その他の細かな変更点
- 使用場所の概念と電磁妨害
- 3種の使用場所
- 使用環境と電磁妨害
- イミュニティ試験レベル
- リスクマネジメント
- リスクマネジメントとは
- リスク分析
- リスク評価
- リスクコントロール
- リスクマネジメントファイル
- リスクマネジメント8つの要求
- イミュニティ試験と対応技術
- イミュニティ対策の基本
- GNDを強くする
- ケーブルの処理
- 対策部品の使用
- 個別対策設計
- 静電気対策設計
- 放射妨害対策設計
- 伝導妨害対策設計
- 電源関係対策
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
:
25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。