技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

押さえておくべき多変量解析の基本概念と実例による演習 (実務で使用するツール)

開発・研究・マーケティングなどの実務で役立つ

押さえておくべき多変量解析の基本概念と実例による演習 (実務で使用するツール)

~実務で役立つ「データを解釈する上での重要ポイント」や「結果の見方・活用方法」~
東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

開催日

  • 2019年10月29日(火) 10時30分 16時30分
  • 2019年10月30日(水) 10時30分 10時30分

プログラム

 多変量解析についてわかりやすく説明した教科書は非常に少ないです。多くの解説書は難しい線形代数の理論に終始したり、抽象的な話の展開に終始したり、また逆に基本概念の解説がおろそかで、ツールの解説に終始したりしているものが大半です。
 そこで本講座では、最初に押さえておくべき多変量解析の“理論 (考え方) ”と“実際に使用するツール”の双方について、バランスよく分かりやすく解説します。

 講義の初めから複雑な数式を取り上げるといったことはせず、まずは簡単なデータセットの事例を使いながら基礎知識について解説します。
 また、これと同時にExcelソルバーやEZRなどのツールの使い方についても学習することで、多変量データを構成する変数およびオブザベーションの扱い方、多変量解析自体のプロセスを、より具体的かつ視覚的に、肌で感じ取るように理解することができます。
 さらに、多変量解析では得られた解析結果の解釈も重要ですので、開発・研究・マーケティングなどの実務で役立つ「データを解釈する上での重要なポイント」や「結果の見方・活用方法」についてもわかりやすく解説します。

第1日目 多変量解析前編

  1. 多変量解析の基本コンセプト
    1. 多変量データとは
    2. 説明変数と応答変数
    3. モデルの複雑性と頑健性
  2. 重回帰分析
    1. 単回帰と重回帰
    2. 行列計算を使った重回帰分析
    3. 変数選択
    4. Excelソルバーを使った単回帰分析
    5. Excelソルバーを使った重回帰分析
  3. ロジスティック回帰分析
    1. 単変数の場合のロジスティック回帰分析
    2. 尤度と最尤推定法
    3. 2変数の場合のロジスティック回帰分析
    4. Excelソルバーを使ったロジスティック回帰分析
  4. 主成分分析
    1. 多次元データの1次元への縮約
    2. 固有値・固有ベクトルと因子負荷量
    3. 変数間の関係を調べる
    4. Excelソルバーを使った主成分分析

第2日目 多変量解析後編

  1. 判別分析
    1. 1変数による2群の判別
    2. 線形判別関数
    3. 判別得点と誤判別の確率
  2. クラスター分析
    1. 階層的クラスター分析法
    2. 非階層的クラスター分析法
  3. 決定木分析
    1. 回帰木分析
    2. ランダムフォレスト法
  4. 機械学習手法
    1. いろいろな機械学習手法
    2. 事例紹介:サポートベクターマシン
  5. 無料ソフトEZRを使った多変量解析
    1. EZRを使った重回帰分析
    2. EZRを使ったロジスティック回帰分析
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

ビジョンセンター浜松町

4F I ルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 71,250円 (税別) / 78,370円 (税込)
複数名
: 37,500円 (税別) / 41,250円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 37,500円(税別) / 41,250円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 71,250円(税別) / 78,370円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 112,500円(税別) / 123,750円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

PCのご持参・ご用意につきまして

PCの準備の際は、ExcelとEZRのインストールをお願い致します。
(EZRのインストールをされなくても講師がデモを行いますので受講に支障はございません。)
EZR“で検索すると自治医科大学さいたま医療センターのトップページが表示されます。
そのページの左カラムに「ダウンロード (Windows標準版) 」のリンクがありますので、そこをクリックするとインストーラーがダウンロードされます。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/2 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/5/6 統計学の基礎から学ぶ実験計画法 (2日間) オンライン
2024/5/7 ベイズ統計の理論と方法 入門編 オンライン
2024/5/8 実験計画法・ベイズ最適化を用いた効率的な実験デザイン オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (3) オンライン
2024/5/13 品質管理の基礎 (4) オンライン
2024/5/15 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/17 スパース推定の本質の理解と実装応用技術への展開 オンライン
2024/5/17 Excelとシミュレータによる化学プロセス計算入門 オンライン
2024/5/21 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2024/5/21 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2024/5/22 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/22 化学分析担当者が知っておくべき分析データの取り扱い基礎講座 オンライン
2024/5/23 ベイズ統計学の基礎と演習 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 キャピラリー電気泳動法・イオンクロマトグラフィーの分析テクニック
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/2/28 撹拌装置の設計とスケールアップ
2021/10/25 AIプロセッサー (CD-ROM版)
2021/10/25 AIプロセッサー
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/7/14 AIビジネスのブレークスルーと規制強化
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2020/8/11 化学・素材業界におけるデジタルトランスフォーメーションの最新調査レポート
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用