技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断薬の海外市場を踏まえたマーケティング戦略

体外診断薬の海外市場を踏まえたマーケティング戦略

~海外市場における地域別市場特性と地域別技術トレンドとは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、体外診断薬にかかる事業戦略の国内外での勘所を、ケーススタディを交えて解説いたします。

開催日

  • 2019年9月25日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 海外薬事規制の詳細と国内規制との違い
  • 体外診断薬にかかる事業戦略の勘所
  • 海外市場における市場概要と技術トレンドや商品ニーズ
  • 海外企業との交渉に必要な準備事項と交渉の方法

プログラム

 異業種企業のライフサイエンス分野における新規参入を考える企業の多くは、まず体外診断薬分野への参入を考える場合が多く、また近年では、体外診断薬市場の大きい欧米市場参入を先行させる企業も多くなってきた。
 診断薬専業企業においても海外薬事対応、特に現地で市場性の高い商品設計に苦労する場合も多い。異業種企業においては、薬事対応はもとより商流構築を含めた海外展開プロセス全体が手探り状態となっている。
 一方、最先端の技術が投入される体外診断薬分野の技術トレンドは、国によっても異なる場合もあり、商品設計の際には十分に注意を払うべきである。
 そこで、今回の講演では内外規制の違いを浮き彫りにしながら、海外薬事規制を解説するとともに、海外市場、特に欧米を中心としての技術トレンドや商品設計における注意点について、将来の市場予測も含めて解説する。
 そして、国内市場における事業戦略立案の勘所、そして実際の海外市場参入にあたっての留意点として、薬事対応をはじめ現地企業との交渉における留意点、商流策定の方法など事業戦略策定に必要な項目を具体的に解説する。

  1. 体外診断薬事業の海外展開
    1. メリットとデメリット
    2. 他の事業分野の海外展開との類似点と相違点
      • 規制
      • ニーズ
      • 技術
      • 商習慣
  2. 各国の薬事規制概要
    1. 国内規制との対比にみる類似点と相違点
    2. 海外市場参入の規制面に絡む注意点
    3. 各国のクラス分類 (日米欧)
      • 日本:クラス分類と規制区分
      • 日本:体外診断薬クラス分類例
      • 米国:FDAのIVDクラス分類
      • 米国:FDA申請のパス
      • 欧州のIVDクラス分類
      • CEマーキングに向けた性能基準と設計開発プロセス
    4. 薬事規制対策の詳細と勘所 米国
      • FDA対応における注意点
      • IVD化のde novoパス
      • Q – Sub の種類 (JPMDDより)
      • Q – subに必要な情報
      • 米国人が理解できるバリデーションのやり方
      • バリデーションマスタープラン
      • マスタープランとプロジェクトプラン
      • テンプレートの事例 欧州
      • 現行規制
      • 欧州の動き (IVD)
      • 欧州IVDR施行スケジュール
      • IVDRプロセス
    5. 海外におけるソフトウエア対応
      • ハーモナイゼーション現状 (ソフトウエア)
      • 米国FDAのディシジョンツリー
      • 欧州MDDのディシジョンツリー
  3. 国内・海外における体外診断薬の事業戦略構築
    1. 体外診断薬の国内市場概況
      • 検査分野別市場推移
      • 国内分野別売上金額推移
      • 体外診断薬項目別売上金額推移
    2. 海外市場概況
      • 市場規模と地域別市場特性
    3. 地域別規制・商習慣・ヘルスケア技術トレンド概略
      • 米国
      • 欧州
      • 中国
      • イスラエル
      • シンガポール
      • 韓国
      • インド
      • 東南アジア
    4. 内外対比でみる体外診断薬市場
      • 地域別の体外診断薬技術トレンド
      • 地域別の測定項目や商品のニーズ
      • 地域別の顧客セグメント特性
      • 日米欧迅速検査市場特性とトレンド予測
  4. 事業戦略策定に向けて
    1. 国内事業戦略に向けての留意点
      • 区分など最初に考えるべきこと
      • ターゲット市場
      • 商品設計
      • 商品開発で使えるリソース
      • 参入形態の選択
    2. 海外事業戦略策定に向けての留意点
      • 最初にやるべきこと
      • 事業性の判断
      • ターゲット市場
      • 商品設計
      • 薬事対応
      • 参入形態の選択
      • 参入に際して準備すること
      • 論文の仕立て
      • 海外市場展開で使えるリソース
      • 販売チャンネル
    3. LDTビジネス
      • 事業シナリオの考え方
      • 米国におけるLDTの現状
      • 日欧におけるLDTの現状
      • LDTとして成立させるための要件
      • バリデーション (コンパニオン診断の場合)
      • IVDとしての申請留意点
    4. 米国における主要検査センター
    5. 食品検査市場概況
      • 国内外食品検査市場概況
      • 有力パッカーの概況
    6. 地域における現地ビジネスの機能や組織
      • 米国医療機器系企業における職務
      • 米国で事業開発を行う人材の要件 (業務要件)
    7. 国の支援について
      • 意外と知られていないこと
      • 市場の調べ方
      • 市場調査で自社で準備すること
    8. 海外展開時の盲点課題
      • Data integrity (データの完全性)
      • データの完全性について
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/6 ASEAN における医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント2024 オンライン
2024/12/9 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/12 癒着防止材の選択、使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/12/12 CSVセミナー (中級編) オンライン
2024/12/12 市場の潜在ニーズを見つける方法 オンライン
2024/12/12 医療機器バリデーションで必要となる統計的手法とサンプル数の決定 東京都 会場・オンライン
2024/12/12 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 シナリオプランニングを活用した事業成果を生みだすロードマップの策定・実行のプロセスと具体的な手法 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/16 医療機器開発における計画の立案から承認取得のポイント オンライン
2024/12/17 技術者・研究者のための競合市場分析入門: マーケティング戦略の基礎 オンライン
2024/12/18 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/12/18 ガンマ線、電子線滅菌の特徴と使い分け、並びに滅菌バリデーション、承認申請時の留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/3/10 人工透析装置 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/10 PET装置(診断) 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/10 PET装置(診断) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/1/25 CT(コンピュータ断層撮影装置) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/1/25 CT(コンピュータ断層撮影装置) 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書