技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、高分子絶縁破壊・劣化の原因と対策について詳解いたします。
(2019年7月26日 10:00〜11:30)
機器の小型高性能化により、動作電圧の高電圧化、ならびに高密度化が進展している。この結果、機器内部の電界は高くなる傾向にある。また、インバータ駆動による回転機の増加はインバータサージに対する新たな絶縁技術の知識が必要不可欠になっている。
本講義では、放電現象や部分放電の発生メカニズム、また部分放電の検出法、特に電磁波の発生メカニズムと計測原理を説明する。特に、電極や材料表面からの電子放出とこれに続く放電メカニズム、微小な欠陥による高分子材料の部分放電発生と、絶縁材料の放電劣化メカニズムについて解説する。また、形状設計や隣接する機器との位置関係により電界が大きく変化するため、絶縁設計のポイントを紹介する。さらに部分放電からの放射電磁界検出に関する最新動向を紹介する。
(2019年7月26日 12:10〜13:40)
直流高電圧機器のみならず、高電界下における絶縁性の向上は、あらゆる電気電子機器を新たに買いはする上で重要な要素となってきます。特に、高分子絶縁材料の高温・高電界下における絶縁破壊特性は、機器の寿命や信頼性を左右する重要な要素ですので、その改善方法を学ぶことは、今後、新たな機器開発に必要不可欠となります。
(2019年7月26日 13:50〜15:20)
大型変圧器の絶縁塗装 (エポキシ樹脂エナメル) が本講内容のルーツであることを最近知った。その時点では反応誘起型相分解という用語さえ無かった。その後、背景となる科学技術が確立されるとともに、次第に応用範囲が広がっていった。同じ原理原則にそって、ミクロな半導体パッケージから自動車・航空機などの大型構造物まで実に様々な新材料への展開に及んでいる。
(2019年7月26日 15:30〜17:00)
最新パワーエレクトロニクス技術による省エネと高効率化に優れたインバータ駆動モータが電気製品や産業機器用モータだけでなく、電気自動車など幅広い市場で開発・実用化され、急速に生産が拡大している。しかしながら、電動化によりインバータ電源から高サージ電圧が発生する。そのため、モータ内に使われている高分子絶縁材料が電気的・熱的に劣化することにより、絶縁破壊に至るトラブルが起きている。その対策として、サージ電圧に対して部分放電が発生しにくい、または発生しても劣化しにくいモータ巻線、絶縁フィルムやワニスの開発がなされている。本講演ではそれらに使われている高分子絶縁材料の電気的・熱的試験方法について紹介し、その絶縁性能の劣化メカニズムや計測値のばらつきの要因について解説を行う。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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