技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ナノカーボン充填による高分子系複合材料の高機能化

ナノカーボン充填による高分子系複合材料の高機能化

~フィラーの分散、界面相互作用の制御と評価手法、複合化材料の設計ポイント~
オンライン 開催

概要

高分子複合材料およびナノカーボンの基礎から、高分子系複合材料の設計におけるポイントを解説いたします。
また、ナノカーボン材料の分散性評価と高分子系複合材料の制御・解析・評価方法を紹介いたします。

開催日

  • 2025年3月25日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 高分子系複合材料の基礎
  • 高分子系複合材料の作製方法
  • 高分子系複合材料の設計のポイント
  • フィラーや界面の影響
  • ナノカーボンの種類と特徴
  • 化学修飾による親水性・分散性の付与
  • 高分子中の分子鎖配向やフィラー配列による複合材料への影響と分析事例
  • 複合材料の評価方法 (構造・物性評価) とその実例 (XPS、DSC etc.)
  • ナノカーボンを活用した高機能材料の設計と実際の研究事例

プログラム

 卓越した力学物性、熱物性、電気特性などを有するナノカーボンを高分子に複合化することにより、新たな優れた特性を付与することができる。そのためには、ナノカーボンを高分子中にて高分散させることを含め、さまざまな要素を満たすことが必要となる。
 本セミナーでは、高分子系複合材料に関する研究例を交えながら、高分子中におけるナノカーボンの分散技術と高分子複合材料の設計技術について解説する。

  1. 高分子系複合材料とは
    1. 身近にある高分子材料
    2. なぜ複合化するのか
    3. 高分子系複合材料の主な作製方法
    4. 高分子系ナノ複合材料
      1. フィラーの大きさの効果
      2. フィラーの分散性の効果
      3. 界面相互作用の効果
  2. ナノカーボン
    1. ナノカーボンの種類
    2. ナノカーボンの特徴
    3. 親水性ナノカーボン
  3. ナノカーボン充填高分子系複合材料
    1. 材料設計方法
    2. ナノカーボンの分散性
      1. 化学修飾
      2. 界面活性剤
    3. 界面相互作用
      1. 共有結合
      2. 静電引力
      3. 物理的相互作用
    4. 高分子・フィラーの配向・配列の効果
    5. 高分子系複合材料材料の評価方法
      1. 構造評価方法
      2. 物性評価方法
  4. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 ポリウレタンの基礎知識および応用展開と高機能化技術 オンライン
2025/3/27 高分子の相溶性と相分離および結晶化の基礎 オンライン
2025/3/27 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 オンライン
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/28 高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2025/3/28 フェノール樹脂の基礎と応用のための組成物設計の実務知識 オンライン
2025/3/28 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/3/28 シリカ微粒子・合成シリカの基礎と分散・凝集制御および表面改質 オンライン
2025/3/28 光学樹脂における屈折率・複屈折の考え方とその測定・制御 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/28 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/3/28 樹脂部品開発のためのCAE (Computer Aided Engineering) オンライン
2025/3/31 分散度と安定性を両立させるナノ粒子・微粒子分散の具体的方法と勘所 オンライン
2025/3/31 高屈折率ポリマーの合成法と応用、およびそれらの評価方法 オンライン
2025/4/1 化粧品設計開発のためのレオロジーの基礎知識と実践的評価手法 オンライン
2025/4/2 顔料分散法と具体的利用法・応用技術 オンライン
2025/4/2 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2025/4/4 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2025/4/8 溶解度パラメータ (HSP値) の基礎から、計算・測定法、最新活用術 オンライン

関連する出版物