技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP省令改正を見据えた求められる品質システムへの変化対応と品質保証の取組み

GMP省令改正を見据えた求められる品質システムへの変化対応と品質保証の取組み

~品質システム・ライスサイクルアプローチ・リスクマネジメント~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年1月23日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GMP・Validationの本質と今何が求められているか
  • 品質保証に関わる法体系
  • リスクマネジメントのポイント
  • 品質システムのあるべき姿と経営者の役割
  • 逸脱変更管理のポイント

プログラム

 近年、医薬品の品質保証に関わるいろいろな技術が開発され、それとともにValidationをはじめとして、品質保証の在り方が大きく変わりつつある。このキーワードは、「品質システム」、「ライフサイクルアプローチ」、そして「リスクマネジメント」ということができる。
 本講演では、この3つのキーワードを基本に、信頼される医薬品製造とするための品質保証に関わるこれまでの経緯から現在までを振り返り、その変化の背景に何があったのか、そして今後どのような取り組みが求められているのか、演者の経験を基に紹介する。

  1. 信頼できる製造現場へ – GMPとValidationから品質システムへ –
    1. 歴史にみるGMPとValidation
    2. GMPとは何かを理解する
      1. GMPが求めていること – 組織・文書・活動・施設/設備 –
      2. GMP省令改定で求められていること
    3. Validationとは何かを理解する
      1. Validationとは何か – 文書・記録・活動 –
      2. 1987年のガイダンスと2011年のガイダンス
      3. ライフサイクルアプローチとは何か – プロセス・洗浄・設備/機器 –
    4. 法体系が求める品質保証の姿
      1. GMPの法的根拠 – 薬機法・省令・通知 –
      2. Validationの法的根拠 – 省令・通知 –
      3. GQPと医薬品品質保証
  2. 経営者の役割とは何か – 医薬品品質システム –
    1. 医薬品品質システムのポイント
    2. 品質マニュアルの事例
    3. 内部監査とマネジメントレビュー
    4. QAに求められる役割
  3. 品質リスクマネジメントを理解する
    1. 品質リスクマネジメントとは何か – 具体的なプロセス –
    2. 品質リスクマネジメント、これまでと何が違うのか
    3. リスクの大きさをどう表すか – リスク特定・分析・評価 –
    4. リスクのスコアの事例 – 重篤性・発生率・検出性 –
    5. リスク分析のいろいろな方法 – PHA・FMEA他 –
    6. リスクの評価の質をどう確保するか – 暗黙知を形式知へ –
    7. Worst Caseにみるリスクマネジメント
  4. リスクに基づく取り組みが求められる活動
    1. 逸脱・変更管理の在り方
      1. 逸脱が発生したら – 逸脱対応プロセスとRCA –
      2. CAPAのポイントと課題
      3. リスクに基づいた変更管理
    2. ICH Q12ガイドラインで変わる変更管理?
    3. リスクに基づいた原材料供給業者管理
      1. リスクに基づいた管理とは?
      2. Quality Agreementとは? – 具体的な内容 –
      3. 添加剤GMP自主基準
  5. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/30 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/7 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/7 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/5/8 国内外査察指摘をふまえたGMP記録の残し方・管理と逸脱・OOS・OOT発生時の対応 (処理手順/フロー/線引き) オンライン
2024/5/8 化学プロセスのコスト削減 オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/9 薬価申請・原価計算方法と交渉で有効なデータ取得ならびに資料作成の重要ポイント オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応