技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎と応用

二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎と応用

~ポリマーアロイの構造制御や反応押出しのための二軸スクリュ押出機活用技術~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、二軸押出機の反応装置として活用した新規ポリマーアロイの開発、市販のポリマーに対する改質技術、各種プラスチックのケミカルリサイクル技術などについて解説いたします。

開催日

  • 2018年12月6日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者、研究者、品質担当者
    • プラスチック製品
    • 自動車
    • 家電
    • 包装
    • 建材
    • 医療部品
    • 日用品
    • プラスチック材料
    • コンパウンド
    • 押出機、成形加工装置 など
  • 押出成形で課題を抱えている方

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 二軸スクリュ押出機の構造と混練、反応の制御機能との関連
  • 二軸スクリュのミキシングエレメントの使い方
  • ポリマーアロイの構造形成の機構と制御方法
  • 高機能なポリマーブレンド創製への展開方法

プログラム

 本講演では、二軸スクリュ押出機を反応装置として活用した新規ポリマーアロイの開発、構造制御、ポリマーに対する化学的な改質技術などについて、その基本から適用例に至る総合的な説明を行う。一般に、二軸スクリュ押出機は微細な無機充填剤や繊維強化剤などのコンパウンディングに広く用いられているが、この高度な機能を化学反応装置、後処理装置としても充分に活用するためには、スクリュ構成などの装置面からのアプローチばかりでなく、材料面との相乗的なメカニズムをよく理解することが不可欠となる。
 本講演では、二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング分野では世界的に著名な講師により、リアクティブプロセシング技術に関する基本的な知識から研究および生産現場において応用展開するための具体的な知見や活用事例、さらには最近の動向などを解説する。

  1. リアクティブプロセシング技術の優位点とその適用分野
  2. リアクティブプロセシングに用いられる反応/混練装置
  3. 反応/混練装置として用いられる二軸スクリュ押出機の概要
  4. 二軸スクリュ押出機における混合/混練の概念/評価およびモルフォロジーの形成機構
  5. 二軸スクリュの溶融挙動および滞留時間分布とリアクティブプロセシングへの展開
  6. リアクティブプロセシングに適用する二軸スクリュの構成方法とその実例
  7. 二軸スクリュ押出機におけるモルフォロジーの形成過程の実際
  8. リアクティブポリマーブレンドとその適用例
  9. リアクティブプロセシング技術を活用した動的加硫プロセス
  10. ナノレベルのモルフォロジーを有するポリマーアロイの形成プロセス
  11. 二軸スクリュ押出機を用いたポリマーの重合プロセス
  12. グラフト共重合などのポリマーの化学修飾プロセス
  13. 二軸スクリュ押出機におけるスケールアップの考え方
  14. 総括およびリアクティブプロセシング技術の将来
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 酒井 忠基
    静岡大学 イノベーション社会連携推進機構
    客員教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/28 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2024/10/28 エポキシ樹脂を中心とした高耐熱樹脂の設計技術 オンライン
2024/10/28 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/10/28 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場
2024/10/28 ウレタン材料の基礎と構造分析 東京都 会場
2024/10/29 高速通信用低誘電損失 (低誘電率・低誘電正接) ポリイミド開発に向けた分子設計と特性制御 オンライン
2024/10/29 プラスチックの破壊メカニズムと材料の強度設計 オンライン
2024/10/29 高分子技術者のためのレオロジー入門 オンライン
2024/10/29 UV硬化の基礎と硬化不良対策および影部の硬化 東京都 会場
2024/10/30 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2024/10/30 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2024/10/30 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2024/10/31 プラスチック成形品、フィルムにおける残留応力・歪み発生メカニズムとアニール処理による対策 オンライン
2024/10/31 樹脂部品開発のためのCAE (Computer Aided Engineering) オンライン
2024/10/31 リグニンの構造・特性と産業利用の可能性 オンライン
2024/11/1 ゴム材料のトライボロジーと摩擦、摩耗の制御技術 オンライン
2024/11/5 タイ分子の基礎とプラスチック製品の高性能化 オンライン
2024/11/5 リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合の応用技術 オンライン
2024/11/6 プラスチック金型設計・加工技術の基礎から実践的応用 オンライン
2024/11/6 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン