技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
エネルギーおよび環境の問題からも、今後きわめて重要になるのがメタン (天然ガスの主成分) と二酸化炭素です。
弊社では、2017年9月に工業用触媒分野で幅広い知見を有す室井髙城氏による「触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略」と題する書籍を発行いたしました。今回のセミナーでは、1年後の最新の状況をご紹介します。午前中には、2017年に石油学会賞を受賞された東京工業大学の馬場俊秀先生に、メタンの直接酸化に望まれる触媒性能に関してお話いただきます。室井氏には二酸化炭素の有効利用に関するお話をいただき、今後の二酸化炭素を本格的に利用するにはどうするかを摸索します。
(2018年11月20日 10:30~12:00)
原料の多様化が望まれるなか、メタンを化学品原料に直接変換する技術の必要性が認識されている。それはメタン直接変換反応の実現を目指した研究に費やした時間と労力が如実に示している。しかし、未だ工業化への道は極めて厳しい。現実的には天然ガス (メタン) の殆どはエネルギー源として発電などの燃料として利用され、化学品原料の製造に利用される割合は全体の10%程度である。一方、メタンを利用するときには二酸化炭素排出量の問題を避けては通れない。メタンや二酸化炭素の利用を「技術トレンド」として捉えるのではなく、新しい反応を生み出す為の 『研究スピリット』 と位置付けたい。本講演では特にメタンの直接変換反応のなかで、炭素 – 炭素結合や炭素 – 酸素結合生成の反応機構とその反応を引き起こす触媒作用とに焦点を絞る。即ち、メタンを反応できる状態にして、それに続く炭素 – 炭素結合や炭素 – 酸素結合を生成する反応に望まれる触媒性能について解説する。
~ 二酸化炭素とメタン、水素による反応 ~
(2018年11月20日 13:00〜16:30)
二酸化炭素を積極的に燃料や化学品の原料として用いなければならない。二酸化炭素は炭化水素の酸化した最後の生成物であるので、燃料や化学品に転換するには還元剤が必要である。還元剤として用いることのできるのはメタン (天然ガス) と再生可能エネルギー由来の水素しかない。欧州ではPower to gas プロジェクトが展開され始めた。二酸化炭素と水素からメタノールも合成され始めた。二酸化炭素とメタン、 水素をキーワードとした最新の触媒反応を解説する。コストにも言及したい。
二酸化炭素を有効に利用するために多くの研究が行われているが、 未だ基礎研究の段階を脱していない。工業化に近い触媒反応を探り、 ビジネスの可能性を模索したい。
シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、2名様目以降は半額 (税込 22,500円)となります。
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/2/26 | バイオマス資源を用いた製法転換技術 | オンライン | |
2025/2/28 | 二酸化炭素を原料とした液体合成燃料の製造技術と最新動向 | オンライン | |
2025/3/6 | ペロブスカイト太陽電池の製造技術と軽量モジュールの社会実装に向けた課題 | オンライン | |
2025/3/10 | 膜によるガス (気体) 分離の基礎と工業的応用 | オンライン | |
2025/3/10 | エンジン排気CO2回収技術の国内外における研究開発動向 | オンライン | |
2025/3/13 | 米トランプ政権のエネルギー・環境政策と天然ガスの需給、新規LNGプロジェクトの最新動向 | 会場・オンライン | |
2025/3/14 | 蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術の基礎と最新の研究開発動向 | オンライン | |
2025/3/18 | 水素貯蔵材料の基礎・応用、水素利用における経済性評価 | オンライン | |
2025/3/27 | 米トランプ政権のエネルギー・環境政策と天然ガスの需給、新規LNGプロジェクトの最新動向 | オンライン | |
2025/3/27 | 変貌する洋上風力発電、陸上風力発電の最新動向と日本企業の事業戦略 | オンライン | |
2025/3/28 | バイオマスを取り巻く最新動向と日本企業の事業戦略 | オンライン | |
2025/3/31 | ケミカルリサイクル可能なポリマーの作製とその特性 | オンライン | |
2025/3/31 | SAF (持続可能な航空燃料) の製造技術と国内外の最新動向 | オンライン | |
2025/3/31 | ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) | オンライン | |
2025/3/31 | 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 | オンライン | |
2025/3/31 | FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 | オンライン | |
2025/4/4 | 燃料アンモニアの政策動向と技術開発動向およびアンモニア利用の新規合成ガス・合成燃料製造技術 | オンライン | |
2025/4/10 | 水素・燃料電池の基本からアプリケーションまで | オンライン | |
2025/4/11 | 金属材料の水素脆性の基礎 | オンライン | |
2025/4/11 | 微細藻類の大量増殖培養と装置技術・環境制御 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/5/30 | 世界の次世代触媒 最新業界レポート (後編) |
2024/5/15 | 世界の次世代触媒 最新業界レポート (前編) |
2024/4/30 | 人工光合成技術 (CD-ROM版) |
2024/4/30 | 人工光合成技術 |
2024/2/25 | 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望 |
2024/1/26 | 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
2023/11/24 | 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望 |
2023/9/29 | CO2排出量の算出と削減事例 |
2023/9/8 | 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
2023/7/31 | CO2の有効利用技術の開発 |
2023/6/9 | 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2023/5/31 | アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術 |
2023/3/10 | メタンと二酸化炭素 |
2023/3/10 | 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2023/2/17 | 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望 |
2023/1/20 | 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
2022/12/28 | カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向 |
2022/11/21 | 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版) |
2022/11/21 | 海洋エネルギーの活用技術 |
2022/11/11 | 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望 |