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アジア各国 (日本、中国、韓国、台湾、ASEAN) の化粧品成分規制と輸出入可否判断のポイント

アジア各国 (日本、中国、韓国、台湾、ASEAN) の化粧品成分規制と輸出入可否判断のポイント

~各国の禁止成分の相違点とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、日本、中国、韓国、台湾、ASEANの化粧品規制について基礎から解説し、最近の化粧品基準違反による回収事例、輸出入可否の判断について詳解いたします。

開催日

  • 2018年7月30日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬部外品・化粧品の品質担当者、試験担当者

修得知識

  • 日本とアジア各国のネガティブ成分の相違
  • 日本とアジア各国のポジテイブ成分の相違
  • 中国の最新の化粧品技術安全規範と旧規範の相違と既使用成分
  • アジア各国の規制情報の取得
  • EUの最新成分規制

プログラム

 日本の国内化粧品売り上げは、最近は少し上向きであるがその最大の理由はインバンドよるところが大である。一方、輸出も増加傾向にあるが、その多くに寄与しているのは、中国、台湾、香港の中華圏が50%以上を占め、今後ASEAN各国への増加も考えられるが、輸出入に際してはその国の規制を知ることは非常に重要なことである。また、ASEAN、中国等の多くの国の成分規制は、ほぼEU規制に準じている。
 昨年EUで追加された規制も近い将来、アジア各国にも普及することが予想される。それらについても触れたいと思う。

  1. アジア各国の化粧品規制の相違
    1. 日本国内の化粧品売り上げの動向
    2. EUを中心とした各国の化粧品規制相関
    3. 各国の化粧品定義
    4. 各国の輸入化粧品届出・許可比較と中間カテゴリーの原則
    5. 各国の容器等に表示すべき内容の比較
  2. 日本における化粧品成分規制と薬事法
    1. 日本の化粧品・医薬部外品規制の変遷
    2. 化粧品品質基準、化粧品基準
    3. 化粧品の製造販売承認と全成分表示名称の関係
    4. 薬用化粧においては制限成分であるが化粧品基準では非制限成分
    5. 化粧品の品質確保 (化粧品不純物含有規定)
  3. 化粧品全成分表示名称
    1. 通知と表示方法
    2. 化粧品全成分表示名称取得のための申請等
    3. 化粧品工業連合会の名称付与の基本原則
    4. 変遷するINCI名の留意点
  4. 禁止・制限成分 (Negative List)
    1. 日本の禁止成分とEU (ASEAN・中国) との関連
    2. 中国、ASEAN、韓国、台湾の禁止成分比較
    3. 中国化粧品安全技術規範にみる禁止成分
    4. 日本で配合可能成分だが中国、ASEAN等で禁止成分
    5. 日本で配合可能成分だが中国、ASEAN等で制限成分
    6. EUの最新成分規制
  5. 配合可能な色素・防腐剤・紫外線吸収剤 (Positive List)
    1. 色素の各国規制の相違
    2. 防腐剤の各国規制の相違
    3. 紫外線吸収剤の各国規制の相違
    4. EUの最近のポジティブ成分規制の動向
    5. 各国規制の主な相違点
  6. その他
    1. 染毛剤等医薬部外品有効成分の日本と各国の相違
    2. 化粧品とワシントン条約
    3. 最近の回収成分から見る留意点 (化粧品基準違反による回収事例)
    4. 各国の規制成分入手情報ネットワーク
      • 日本
      • EU
      • 中国
      • ASEAN
      • 韓国
      • 台湾
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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