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企画開発に取り組むために知っておくべき事業設計図の成り立ち

企画開発に取り組むために知っておくべき事業設計図の成り立ち

~戦略をビジネスに実装するために~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年2月20日(火) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 経営者
  • 経営企画・経営計画・事業企画の担当者、管理者
  • 事業計画書の策定・作成に関連する担当者、管理者
  • 製造業・商社における研究、技術、生産、営業担当者、管理者

プログラム

 会社の業務をこなして体験や経験を積んでいくと、できる職務や見える世界はだんだんと拡がっていきます。しかしながら、外部環境を含めビジネスを全体像から見渡して判断するスキルは、時間に比例して自然と備わっていくものではないようです。
 いかに秀逸なアイデアや卓抜した技術も、収益に繋がることで初めて事業に貢献していると言えるものです。営業・マーケティング推進においては「事業計画の全体像を的確に捉え整合させること」を求められます。そして、企画開発において、3C,4P,5F,SWOT・・・等 個々の分析ツールは流布しているものの、全体像を掴んだ上で一つ一つの分析ができているケースは少なく、思わしい結果につながらないのも否めない様です。
 そこで、本セミナーでは事業戦略プロセスを俯瞰し企画開発に取り組めるよう、複雑な事業戦略の概略とそれらの構成要素の考え方や扱う際の心得を提供します。
 企業内で技術から営業・経営企画まで一連の事業企画に携わり、その後コンサルとして「ビジネスに実装できる戦略」を肝に活動をしてきた講師が、実体験を集大成しました。漠然としている事業戦略に感じたその真髄を事例を介して伝えます。皆様に新しい考えや気付きを与え、状況に合わせ「自分で考える」力を目覚めさせることを講義の主題に置いています。

  1. 混迷の時代を生き抜く、ビジネスの基本認識
    1. 大競争、激動の・・・環境、会社の常識という独特の空気!
    2. エンジニアとスタッフ 分業/専門という垣根
    3. コンピタンスの源泉は技術プラットホーム!
    4. 日本の “カイシャ” の問題構造、Innovation,R&D,Marketing 本来の意味!
    5. 変化に適応していくためのThinking Pass、そのカラクリ 分かっている?
  2. 企画・開発、現場の実態
    1. そもそも企画、そして開発とは?
    2. マーケティング&イノベーションの効能
    3. 「構図 (見える) 化」の意義 ~<知の構造>分類・仕分け×再現性~
    4. 求められるロールモデルは ~<同期/統合>一貫性~
    5. 戦略不在・行き届かない、単発に終わる、沈滞した風土・体質・・・ 求められる人材像とは!
  3. 新規企画・事業テーマスクリーニングの事態、あるべき考察の核心
    1. 的確な雛形、明確な指針・尺度 ありますか?
    2. 事業領域・自社の立ち位置を如何に識別している?
    3. そもそも、PDCAサイクル廻ってる?
    4. 原点となる「R調査設計」の精度は? 調査のための調査になっていない?
    5. 肝になる事業設計の8ツール[60/PEST/5F/SWOT/3C/STP/4P/7S]
      • 【事例 1】「競争関係」の定義・識別の実際:SIer N社
      • 【事例 2】「技術融合型市場の俯瞰マッピングで、戦略基本シフトを追体験
  4. 事業査定/予実管理/事業戦略/中長期計画は一貫すべきもの
    1. 計画・戦略の問題点 (現行マネジメントの7つの命題)
    2. 事業設計の見取り図、展開図、要の3設計図
    3. 事業開発シナリオ (ラフドラフト) 雛形、R&Dテーマスクリーニング雛形
    4. 事業戦略におけるPDCAの実際、
    5. 成果尺度・シェア管理の限界、利益マップ整え、顧客シェア志向にシフト!
      • 【事例 3】市場が見えない?!;電線メーカーH社
      • 【事例 4】トップ・シェア商品にありがちな症候群 (イナーシャ) を検証する
  5. まとめ
    • 【事例 5】ビジネスの捉え方を理解し、ライフサイクルに合わせた事業スコープ・戦略遂行を検証すれば、成功の道筋が見えてくる!;飲料自販機業界
    • 【事例 6】強靭なビジネスモデル「儲かる仕組み」を浮き彫りにする;
      • カスタム製品で突出した好業績を上げるR社、分析ツールで要素分解 戦略・組織の統合・一貫性を検証、エクセレント・カンパニーのビジネスモデルを描き出す
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 藤井 昌樹
    株式会社 産業財マネジメント研究所
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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