データインテグリティの重要性がうたわれる中、コンピュータの利用しない文書、記録は考えられない時代で、いかにしてGMP文書や記録を管理するべきか、GMPの要求する基本的考え方を押さえたうえで、実践としての解説をします。
- GMPにおける文書管理の基本
- システムとしての文書
- 文書体系
- 作成と改定、保管
- 指図者と記録の承認者
- 記録 (5W1Hの記載)
- 電子記録のポイント
- QA活動における文書管理
- ICH Q10業務 (経営陣の責務、品質方針、マネジメントレビュー等)
- ICH Q9業務 (リスクマネジメント)
- 変更管理
- CAPA
- 自己点検
- 教育訓練
- QC活動における文書管理
- サンプリン
- 試験検査 (データ管理)
- 分析装置の管理とCSV
- 製造関連の文書管理
- 製造指図記録書
- 衛生管理
- 設備機器の点検校正
- 倉庫管理
- 文書におけるCSV管理
- データインテグリティ
- コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
データインテグリティとは何かをわかりやすくおさらいし、データインテグリティの各国ガイドライン、規制当局査察での指摘事例、PIC/S GMP等に基づくGMP監査での指摘事例について紹介する。
- はじめに
- Data Integrityとは?
- Data Integrity 問題の経緯と影響
- Data Integrity ガイダンス
- Data・Meta data (メタデータ)
- Data lifecycle (データライフサイクル)
- ALCOAの原則
- 規制当局査察の指摘事例
- QCラボ編
- 製造管理編
- コンピュータ化システム編
- 品質システム編
- 弊社GMP監査の指摘事例
- 今後の対応
- Data integrity問題への対応
- 生データや元データの取扱いへの対応