技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品の開発、販売活動にむけた医療ビッグデータ/リアルワールドデータ解析と限界・課題

医薬品の開発、販売活動にむけた医療ビッグデータ/リアルワールドデータ解析と限界・課題

~複数のデータベースを統合した解析例~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、処方データの特徴を理解し、活用するために、医薬品のマーケティング・製品戦略・患者数・売上予測、処方データについて詳解いたします。

開催日

  • 2017年12月21日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品・製薬のマーケティング担当者
  • 医薬品・製薬の営業担当者、営業支援担当者
  • 処方データの活用を検討、課題を抱えている担当者、管理者

修得知識

  • 日本の医療ビッグデータやリアルワールドデータRWDの全体像やトレンド
  • 医療に関するオープンデータの概要
  • それぞれの医療情報データベースの特徴や活用事例
  • 複数のデータベースを統合した解析例と注意点
  • 身のもつリサーチクエスチョンの回答を見つけるための道筋
  • 医療ビッグデータの利活用にあたっての課題や必要なリソース、データサイエンス技術

プログラム

 日本では国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。
 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度やカバレッジは限定的である。したがって各種のリサーチクエスチョンに対して回答を導き出すためには、それらの情報を統合するモデリングやデータサイエンスが鍵となる。
 本講座では、医療ビッグデータの現状と課題を体系的に明らかにするとともに、具体的な事例をもとにそのデータ解析法について学ぶ。

  1. 日本の医療ビッグデータとリアルワールドデータRWD
    1. 医療におけるビッグデータ、 RWD (リアルワールドデータ) とは?
    2. 医療情報データの集積状況と課題
  2. 医薬品に関するリアルワールドデータRWD
    1. 医薬品販売データ
    2. 医薬品の宣伝活動についてのデータ
    3. 民間が提供している医療情報データベースの特徴
  3. ナショナルデータベースNDBと政府統計 (オープンデータ)
    1. NDBオープンデータ
    2. 患者調査
    3. 社会医療診療行為別統計
    4. DPC導入の影響評価に係る調査
    5. その他
  4. リアルワールドデータRWDを使った解析
    1. リアルワールドデータRWDを活用した医薬品マネジメント
      • 医薬品開発での活用
      • 医薬品市場のモデル化とマーケティング
      • PMS、PCV (RMP) での活用
      • 医薬品のアウトカムの評価
    2. 解析事例の紹介
    3. ミニ演習
  5. 医療リアルワールドデータRWDの限界と課題
    1. それぞれのデータベースの活用と限界
    2. 医療リアルワールドデータRWDの解析に必要なリソースと注意事項
    3. 複数のデータベースからの情報の統合と解析プラットフォーム
  6. 医療はリアルワールドデータRWDから真のビッグデータの時代へ
    1. 医療ビッグデータの進化と課題
    2. 医療のイノベーションを目指して
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 清水 央子
    東京大学 大学院 薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室
    特任准教授

会場

大田区産業プラザ PiO

1F A+B会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 GMPで必須となる英語表現と対応エラー事例 オンライン
2025/2/12 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験のモニタリング業務で理解すべき基本的な関連法規 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/12 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/2/13 ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) に対する分析技術、試験法開発 オンライン
2025/2/13 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2025/2/13 革新的な研究開発テーマを継続的に多数創出する方法とその体系的・組織的な仕組みの構築 オンライン
2025/2/13 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘 オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/14 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/14 医薬品製造現場で使われる暴露許容値 (PDE (ADE) 、OEL) の算出の基礎とその活用 オンライン
2025/2/14 競合・市場調査とマーケティング活動 オンライン
2025/2/14 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/2/17 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -