技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

~カルマンフィルタ / パーティクルフィルタ / バイナリベイズフィルタ / データアソシェーション~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、カルマンフィルタを主に、状態推定アルゴリズムを解説し、自動車の自動運転への今後の展開を考えます。

開催日

  • 2017年9月5日(火) 10時30分17時00分

受講対象者

  • センサに関連する技術者、開発者
  • 画像処理・物体認識に関連する技術者、研究者
  • 自動車の自動運転に関連する技術者、開発者

修得知識

  • センサ情報処理に関する基礎理論
  • カルマンフィルタと状態推定
  • 複数物体追跡の基礎
  • 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの技術動向

プログラム

 現在様々なセンサが自動車に搭載され、ドライバの運転支援を補助するシステムが多数開発されています。また、米欧を中心として自動車自らが判断し、無人でも走行可能な自動車も開発されつつあります。このような自動車には、不確実性のあるセンサ情報を如何に尤もらしく解析し、適切な判断を行うセンサ情報処理アルゴリズムが必要となります。
 本セミナーでは、カルマンフィルタを主に、状態推定アルゴリズムを解説し、自動車の自動運転への適応を考えます。

  1. 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの適応例
    1. 研究動向と必要技術
    2. オンボードセンサの実例
    3. 自動車における状態推定アルゴリズムの実例
  2. カルマンフィルタと状態推定
    1. 誤差統計量の表現方法
    2. 最小分散推定とマルチセンサフュージョン
    3. カルマンフィルタによる状態推定
    4. 拡張カルマンフィルタによる状態推定
    5. Unscentedカルマンフィルタによる状態推定
  3. その他の状態推定アルゴリズム
    1. パーティクルフィルタによる非線形状態推定
    2. バイナリベイズフィルタによる判定
  4. データアソシエーションと移動物体の運動推定
    1. マハラノビス距離とχ二乗検定
    2. カルマンフィルタとデータアソシエーション
    3. 複数物体追跡
  5. 自動車の自動運転への適応

講師

  • 菅沼 直樹
    金沢大学 高度モビリティ研究所
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,950円 (税別) / 53,946円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/9 ベイズ統計と機械学習の実践と応用 オンライン
2025/9/9 ベイズモデリングによる機械学習の理解と実践 オンライン
2025/9/12 プロセスインフォマティクスのためのデータ解析・機械学習の実践法 オンライン
2025/9/12 車両用CO2分離・回収装置の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/9/16 自動運転・運転支援のためのミリ波レーダの基礎と車載応用、走行環境認識技術 オンライン
2025/9/17 ディジタル信号処理による雑音・ノイズの低減/除去技術とその応用 オンライン
2025/9/17 磁気センサ設計開発のための基礎技術と応用 オンライン
2025/9/17 自動運転・運転支援のためのミリ波レーダの基礎と車載応用、走行環境認識技術 オンライン
2025/9/17 e-Axle用フルード (EPTF) の要求特性と技術展望 オンライン
2025/9/22 ラボオートメーション (実験自動化) による研究開発効率向上の実践的アプローチ オンライン
2025/9/24 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2025/9/24 ベイズモデリングによる機械学習の理解と実践 オンライン
2025/9/25 プロセスインフォマティクスのためのデータ解析・機械学習の実践法 オンライン
2025/9/30 脳波計測・解析の基礎と応用および脳波データのビジネス展開の可能性 オンライン
2025/10/3 EV車載充電器/電源方式の利点・欠点と技術・研究動向 オンライン
2025/10/8 DXを活用した実験自動化と推進のポイント オンライン
2025/10/8 車載ミリ波レーダとLiDARの違い オンライン
2025/10/10 「大型3Dプリンター」を用いた新しい市場、求められる成形材料、その可能性 オンライン
2025/10/10 脳波計測・解析の基礎と応用および脳波データのビジネス展開の可能性 オンライン
2025/11/12 xEV用パワーエレクトロニクスの技術トレンド 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望