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プラスチック・エラストマーの赤外吸収スペクトルの読み方:実践ガイド

プラスチック・エラストマーの赤外吸収スペクトルの読み方:実践ガイド

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック・エラストマーの赤外スペクトルの読み方について、講師がデータ集刊行のため実測した580種類のスペクトルを基に得た具体的な知見および指針を提供いたします。

開催日

  • 2017年7月21日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子材料を用いた製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • プラスチック製品
    • 樹脂製品
    • フィルム
    • 自動車・自動車内装
    • 家電
    • 携帯電話・スマートフォン
    • PC
    • 食品容器
    • 建築材料 など
  • 高分子材料の劣化防止、機能付与を行いたい技術者、開発者
    • 耐熱
    • 耐衝撃
    • 帯電防止
    • 難燃性
    • 透明性向上
    • 酸化防止
    • 光安定 など
  • 赤外スペクトルの読み方で課題を抱えている方

修得知識

  • 振動分光法の基礎
  • 赤外スペクトルによるポリマーの定性
  • ポリマーの定性へのラマンの効果的な利用法
  • 混合物のスペクトルの解析法
  • 振動スペクトルによる主要ポリマーのキャラクタリゼーション

プログラム

 赤外法はポリマーや添加剤の定性分析で最も多用されているが、企業の分析担当者からは次の声を聞くことが少なくない:
「コンピュータ検索では十分ではないため自分でもスペクトルを読めるようになりたいが、教科書はなく学ぶ機会もない」
 このような要望に応えるべく企画されたセミナーで、対象は「プラスチックとエラストマー」、技術内容は「赤外スペクトルの読み方」に特化している。
 一般論ではなく、講師がデータ集刊行のため実測した580種類のスペクトルを基に得た具体的な知見および指針を提供する。
 2016年はポリマーと添加剤を同時に取り上げたが、2017年は、それぞれを独立させ内容の充実を図った。

  1. Part A 振動分光法の基礎
    1. 赤外吸収の原理:基準振動およびグループ振動という概念
    2. グループ振動のシフト
    3. 特性吸収帯のまとめ&波数領域分割の勧め
    4. 赤外スペクトルによる定性の基本
    5. 赤外スペクトルの読み方:こんな点に注意
    6. ラマン分光法:原理&特徴
  2. Part B 赤外スペクトルによるポリマーの定性:基礎編
    1. 主要ポリマーの赤外スペクトルのパターン
    2. 領域別の特徴の整理
  3. Part C 赤外スペクトルによるポリマーの定性:実践編
    1. 未知スペクトルの定性法:基本的な考え方
    2. 独自方式の実践ガイド:ポリマーの未知スペクトルの定性法
  4. Part D ポリマーの定性へのラマンの効果的な利用法
  5. Part E 混合物のスペクトルの解析法
  6. Part F 振動スペクトルによる主要ポリマーのキャラクタリゼーション

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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