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自動車用高圧水素容器・CFRP複合容器の法規制・技術動向・課題と今後の展開

自動車用高圧水素容器・CFRP複合容器の法規制・技術動向・課題と今後の展開

~各種高圧ガスタンク・容器・水素貯蔵用炭素繊維強化複合容器~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年4月26日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 水素市場にて運用されている高圧容器に係る要求仕様・技術基準
  • 各種高圧容器の製造方法の基礎的知識
  • 各種高圧容器の開発のトレンドと技術課題

プログラム

 本講座では、燃料電池自動車に水素を供給するシステムを構成する、燃料電池自動車搭載用、水素ステーション蓄圧器用水素貯蔵用高圧容器の要求仕様、関連する技術基準、各種高圧容器の製造方法、要求仕様、各種高圧容器の設計・開発動向と技術課題について解説する。

  1. はじめに
  2. 水素の供給プロセス
  3. 各種の高圧水素容器
  4. CFRP高圧複合容器の製造方法
    1. アルミニュウム合金 (A6061) ライナの製造方法
    2. ブラスティックライナ (PL) の製造方法
    3. CFRP 層の製造方法
  5. 水素の急速充填時の温度挙動
  6. これまでに実施された各種の高圧水素関連安全性評価試験
  7. CFPP複合容器への要求仕様
    1. 各種の試験項目とその目的・概念
    2. CNGV及びFCV搭載容器用技術基準の比較
  8. CFRP複合容器の設計上の留意点
    1. CFRP層の設計
    2. Type3 ライナ用 アルミニウム合金 (A6061-T6)
      1. 水素脆化
    3. Type4 口金用ステンレス
      1. 水素脆化
    4. Type4 ライナ用プラスティック
      1. 低熱伝導率
      2. 水素透過性能
      3. 繰返し高圧水素環境下でのプラスティックライナの耐久性
  9. 水素ステーション用蓄圧器の設計上の留意点
    1. 水素脆性
    2. Type1 及びType2 容器の導入事例
  10. 今後の課題
    1. 海外の技術基準の動向
    2. 規制緩和への取り組み
    3. 鉄鋼材料の蓄圧器用高圧水素容器への適用
    4. Type4容器用プラスティックライナの耐久性の検証と開発
  11. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 高野 俊夫
    JFEコンテイナー 株式会社 高圧ガス容器事業部
    技監

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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受講料

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: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
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