技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品売上予測モデルの効率作成・ロジカルな活用法

Microsoft Excelでできる

医薬品売上予測モデルの効率作成・ロジカルな活用法

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年3月6日(月) 10時00分 16時30分

プログラム

第1部. 医薬品売上予測のモデル作成とスプレッドシート作成の具体例

(2017年3月6日 10:00〜12:30)

 マーケティング従事者にとって、「製品のマーケティングプラン」策定と当プラン中の販売計画策定は必須です。「製品企画書/マーケティングプラン」をスプレッドシートを用いて具体的に作成していきます。

  1. 顕在患者数と潜在患者数について
    • 公的な患者推計について
    • 調査会社のデータ活用
  2. 既存市場の売上予測
    • 今後どの程度市場成長があり得るかの予測
    • 短中期の各製品のマーケットシェア予測
    • 中長期の売上予測
  3. 成熟した市場への参入の売上予測
  4. 新たな市場の売上予測
    • 質疑応答

第2部. 将来患者数算出に用いるモデリングの実務とグローバル売上予測を行う際の留意点

(2017年3月6日 13:15〜14:45)

 あらゆる予測の基本は過去を観察し、傾向を見出してそれを未来に向けて外挿するということである。
 今回は傾向を見出して外挿するための様々なモデルとその考え方を紹介するとともに、ケースを用いて実際にどのようなプロセスでそれが行われるのかということを紹介する。
 また、特に研究開発の段階における判断は国内だけでなくグローバルの売上げを予測することによらなければならないが、その場合の留意点やプロセスを合わせて開設する。

  1. 数理的普及モデル
    • Bassのモデル
    • ロジスティック曲線モデル
    • ゴンペルツ曲線モデル
  2. 罹患率モデル
  3. モデル導入の実務
    • Microsoft Excelのソルバー機能の使い方
  4. ケーススタディ
  5. グローバル売上予測を行う際の留意点
    • 薬価とマーケットアクセス
    • 国際的価格決定の課題
    • 質疑応答

第3部. 資源配分の視点からの、ロジカルな売上予測データの見方

(2017年3月6日 15:00〜16:30)

  1. 売上予測データの確認
    1. 市場と売上予測データとの整合性の確認
      1. 開発初期段階の不確実性が高い段階での売上予測データ
      2. 開発後期の不確実性が低くなった段階での売上予測データ
      3. 多様な売上予測のアプローチ方法
      4. 売上予測データでの確率性評価
      5. 市場データと売上データの再確認と再評価作業
    2. 製品コンセプトと売上予測データとの整合性の確認
      1. 開発時点での売上予測データからマーケティングの売上予測データの作成作業
      2. 製品コンセプトと売上予測データとの整合性の確認
  2. 製品コンセプトと売上予測データの評価および販売資源配分作業
    1. 販売資源の配分
    2. 売上予測データと販売資源配分
      1. 売上高に影響を及ぼす要素
      2. 製品ライフサイクルと販売資源の配分
      3. 販売資源の種類
    3. 具体的な販売資源への配分
      1. MRプロモーションへの資源投入
      2. 販促物等宣伝資材の費用
      3. コマーシャル等広告予算への資源投入
      4. 学術講演会等シンポジウム費用への資源投入
      5. 流通への資源投入
      6. サンプル資源の投入
      7. データ開発への資源投入
  3. 製品ポジショニングと売上予測への影響 (事例提示)
    • 質疑応答

講師

  • 中西 真人
    ミッケル化学 株式会社 事業開発部
    事業開発アドバイザー
  • 長手 寿明
    e-Projection
    代表
  • 武田 幸男
    北陸大学 未来創造学部
    教授 / 地域連携センター長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/11/21 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/22 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎と実践 京都府 会場
2024/11/22 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/11/22 技術者にマーケティング脳力を付加する講座 オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/22 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/11/25 研究者・技術者のための情報収集&市場調査の方法とテクニック オンライン
2024/11/25 再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略 オンライン
2024/11/25 統計手法の基礎 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/25 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)