技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ドライバと運転行動の観測・理解技術

ドライバと運転行動の観測・理解技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年2月24日(金) 11時00分 16時00分

プログラム

 自動運転に向けた技術開発が加速するとともに、モビリティシステムにおけるドライバの立場が、操作者から監視者そしてサービス利用者へと変化していくことが予想されます。このような流れは、自動車の機能や部品の開発に大きなパラダイムシフトを起こす可能性があると考えられます。
 本講義では、ドライバの行動に関する研究動向を概観し、今後必要となる要素技術を解説します。 (理工系の大学基礎教育程度の知識を前提とします。)

  1. ドライバ行動理解の数理的基礎
    1. 信号処理の基礎 (信号解析とシステム同定)
    2. パターン認識の基礎 (線形回帰とカーネル法)
    3. 確率的学習の基礎 (確率分布とパラメータ推定)
  2. データに基づく運転理解の基礎と応用
    1. 運転の個人性の表現とその応用
    2. 運転者ごとに異なる運転行動の予測方法
    3. 運転者の状態のセンシングと分類
    4. 環境・運転行動・車両状態の統合的モデル化と危険検出
  3. NDA (Naturalistic Data Analysis) の国内・国際動向
    1. 欧州の大規模運転データ収集プロジェクトとその利用
    2. 北米の大規模運転データ収集プロジェクトとその利用
  4. 機械学習・ディープラーニングの活用例
    1. CNN (畳込みニューラルネット) を用いた物標認識
    2. RNN (再起型ニューラルネット) を用いた危険検出
    3. ベイズモデルに基づく運転信号の分節化と情報圧縮
    4. 映像信号からの運転行動生成 (End-to-End運転生成)

講師

  • 武田 一哉
    名古屋大学 大学院 情報科学研究科 メディア学科専攻
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 49,680円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 57,000円(税別) / 61,560円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/14 次世代バイオデバイス技術の最新動向 オンライン
2025/2/17 目的に応じた統計手法の選択とデータ解析のポイント オンライン
2025/2/17 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/19 ヒューマンセンシングの基礎と製品・サービスへの活用法 オンライン
2025/2/19 生成AIを活用したデータ分析の基礎とポイント オンライン
2025/2/20 音による故障検知および故障予知 オンライン
2025/2/20 人工知能技術:MTシステム 超入門 オンライン
2025/2/21 Python を用いたスペクトルデータ解析 (前編・後編) オンライン
2025/2/21 Python を用いたスペクトルデータ解析 (前編) オンライン
2025/2/21 Python を用いたスペクトルデータ解析 (後編) オンライン
2025/2/21 ニューラルネットワークを用いた三次元モデリング/自由視点画像生成 オンライン
2025/2/25 ヒューマンセンシングの基礎と製品・サービスへの活用法 オンライン
2025/2/25 AI・LLMの学習時間短縮と性能、回答精度向上 オンライン
2025/2/26 Vision Transformerの仕組みとBEV Perception オンライン
2025/2/26 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/26 マテリアルズインフォマティクスの動向と小規模・実験データへの応用 オンライン
2025/2/27 医薬品CMC・製造におけるAI・機械学習・データ活用の課題と導入のポイント オンライン
2025/2/27 自動車産業における高分子材料のこれからを考える オンライン
2025/2/28 情勢変化・駆動源変遷に対応する自動車熱マネジメント技術の現状 オンライン
2025/3/4 マテリアルズインフォマティクスの動向と小規模・実験データへの応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/10/25 AIプロセッサー
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/7/14 AIビジネスのブレークスルーと規制強化
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/8/11 化学・素材業界におけるデジタルトランスフォーメーションの最新調査レポート
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向