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ポリアミド樹脂の改質、成形加工と自動車部材へのを中心とした応用

ポリアミド樹脂の改質、成形加工と自動車部材へのを中心とした応用

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月12日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ポリアミド樹脂の基礎
  • セルロースナノファイバーとポリアミドの複合化
    • ポリアミド12 (低融点ポリアミド)
    • ポリアミド11 (低融点・バイオポリアミド)
    • PA6 (汎用エンプラ)

プログラム

第1部 射出発泡ポリアミド樹脂の外観不良抑制と自動車部材への応用

(2016年10月12日 10:30〜12:00)

  1. ポリアミド樹脂の特長 – 強度、耐薬品性、成形性 –
  2. 射出発泡成形に向けたナイロン樹脂の設計、改質
    1. 剛性向上
    2. 成形性向上
    3. 外観不良防止
  3. ポリアミド樹脂の射出発泡成形事例
    1. ガスの種類、発泡方法
    2. 発泡性
    3. 発泡セルの均一性
    4. 軽量化率
  4. 自動車部材への応用
    • 質疑応答

第2部 ポリアミド樹脂とセルロースナノファイバーの複合化とその特性

(2016年10月12日 12:45〜14:15)

  1. 透明樹脂
  2. 高強度樹脂
  3. バイオプラスチック
  4. スーパーエンプラ
  5. 重縮合
  6. 光反応
  7. 光分解
  8. 微生物
  9. ポリアミド
  10. ポリイミド

第3部 ポリアミド樹脂とセルロースナノファイバーの複合化とその特性

(2016年10月12日 14:30〜16:00)

 ポリアミドは、熱可塑性樹脂の中では親水性が高く、様々なフィラーとの複合化が比較的容易であることが知られている。ポリアミドには様々な種類があり、融点、親水性、流動性が大きく異なる。これら特性の異なるポリアミドとセルロースナノファイバーの複合例を示す。

  1. セルロースナノファイバー (CNF) の基礎と開発状況
    1. CNF材料の特性・性状
    2. 開発の現状
  2. 様々なポリアミドとの複合化
    1. ポリアミド12とカチオン変性CNFの複合化
      1. カチオン変性CNFの耐熱性
      2. 複合材料の物性
    2. ポリアミド11とカチオン変性CNFの複合化
      1. CNFバイオコンポジット
      2. 複合材料の物性、摺動性など
      3. 自動車用アロイ材料との比較
    3. ポリアミド6と疎水変性CNFの複合化
      1. 疎水変性CNFの耐熱性
      2. 複合化方法
      3. 複合材料の物性
  3. CNFと様々なポリアミドの複合化の可能性
    - セルロースには、どのようなポリアミドが適しているのか –
    • 質疑応答

講師

  • 祢宜 行成
    ユニチカ 株式会社 樹脂生産開発部 エンプラ開発グループ
  • 金子 達雄
    北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 環境・エネルギー領域
    教授
  • 仙波 健
    地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
    研究主幹

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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複数名
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