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がん予防・アレルギー抑制効果のある機能性表示食品開発のポイント

がん予防・アレルギー抑制効果のある機能性表示食品開発のポイント

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年8月29日(月) 10時30分 16時00分

プログラム

第1部. 医療現場での販売を見据えた機能性食品開発のポイント

(2016年8月29日 10:30〜12:00)

 2015年4月より機能性表示食品制度がスタートし、食品の機能性に対して消費者のみならず医療者の関心も高まっている。医療者の要望や期待に応えることができる機能性食品とは何かについて医学的見地から概説する。

  1. 食品の機能性とは?
    1. 食品の機能性の考え方
    2. 機能性表示の法規制
    3. 機能性食品を取り巻く現状と課題
  2. 機能性食品における「有効性」の考え方
    1. ランダム化比較試験とシステマティックレビュー
    2. 「科学的根拠に基づいた医療 (EBM) 」とは?
  3. 医療現場で機能性食品を販売するために
    1. 法的根拠の整理
    2. 医療者が機能性食品に求めていること
    • 質疑応答

第2部. 緑茶カテキンの活性発現メカニズムに基づいたがん治療・予防食品の開発

(2016年8月29日 12:40〜14:00頃)

 がん予防あるいはがん手術後の再発予防に役立つ食品は大きなインパクトがあるだけにその科学的根拠とその実効力に対する要求度も高い。本講演では緑茶カテキンの抗がん作用メカニズムに基づいたがん治療・再発予防に資する食品開発について紹介する。

  1. 緑茶の抗がん作用とその関与成分
  2. 緑茶カテキンによるがん細胞増殖抑制メカニズム
  3. 緑茶カテキンによるがん細胞致死メカニズム
  4. 緑茶カテキンの作用メカニズムに基づいた抗がん活性増強食品のデザイン

第3部. 免疫機能調節作用を訴求した機能性表示食品の開発

(2016年8月29日 14:00頃〜16:00)

 健全な食生活による健康寿命の延伸や生活習慣病リスクの高い人を対象とした高機能性食品に対する国民の期待が高まっており、食品成分の機能性解明や機能性食品開発に大きな期待が寄せられている。本講演ではアレルギー抑制作用を示す食品素材・成分の探索ならびにそうした素材・成分を活用した機能性表示食品の開発事例について紹介する。

  1. 抗アレルギー食品素材の探索
  2. 抗アレルギー食品成分とその作用機構
  3. 抗アレルギー食品素材べにふうきとその関与成分
  4. 機能性表示食品べにふうき緑茶のエビデンス
    • 質疑応答

講師

  • 第1部: 大阪大学大学院医学系研究科 統合医療学寄附講座 准教授 大野 智 氏
  • 第2,3部: 九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門 主幹教授 立花 宏文 氏
  • 大野 智
    大阪大学 大学院 医学系研究科 統合医療学寄附講座
    准教授
  • 立花 宏文
    九州大学 大学院 農学研究院 生命機能科学部門
    主幹教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
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主催

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