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市場分析による研究開発テーマの戦略策定と実施手順

市場分析による研究開発テーマの戦略策定と実施手順

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年7月25日(月) 10時30分 16時20分

プログラム

 研究開発活動とマーケティング活動を同じ部門内に配置することで、顧客ニーズを反映した商品開発チームに変貌しました。研究開発といえども大口顧客を獲得しなければテーマ継続が危うく、事業移管ができません。様々なプロモート活動を通して、新規顧客獲得には、展示会が有効であるとの結論に至りました。
 展示会開催手順や顧客獲得ノウハウをご紹介いたします。
 研究開発テーマで創出する新商品の競争力を強化するための考え方や事業化するときの軸足設定が重要です。思い込みによる高品質な新商品を開発するのではなく、お客様と喜びを共有し、もうかる新商品開発を目指したいと思います。
 マーケティング分析手法の解説を交えながら要点を解説いたします。
 研究開発活動とマーケティング活動を両輪で回すための社内の仕組みを再構築しました。実施例を基にご質問や解説を繰り返しながら再構築のノウハウをお伝えいたします。

  • 研究開発活動とマーケティング活動を計画的に管理するためにステージゲート法を用いました。実践例をご紹介しながら、良かった点や課題を解説いたします。研究開発テーマの継続 (リソース確保) や中止・撤退の判断のためにゲート管理が重要だと考えています。
     さらに、研究者のモチベーションを維持しながら、テーマを撤退するための工夫もご紹介いたします。
     自社開発のみならず、学術機関や企業間との関係強化が重要です。業界の退職者の方々を探し出し、コンサルをお願いする方法などもご紹介いたします。
     本セミナーでは、一方的な講演ではなく、時間のゆるす限り皆様と会話できたらと考えています。経験をもとに、参考書では語られていない、生々しい実践例を中心にご説明いたします。可能な範囲で貴社の課題をお教えいただき、経験談を交えながらお話しできればと思います。

  1. はじめに
    1. 会社紹介とビジネスの特徴
      1. 会社概要
      2. 商品紹介とビジネスの特徴
    2. 自己紹介
      1. 開発新商品の紹介
      2. 開発時の体験談
      3. 経験を生かして
  2. 新商品創出と新事業育成
    1. 新商品の5階層とB2Bの特徴
    2. 技術プラットホームと研究開発アイテム
    3. 新商品のPPMマップと位置づけ
  3. 開発経験を新事業育成のための社内体制作りに生かす!
    1. 研究開始から商品化までのプロセス
    2. 商品設計の重要性
    3. コーディネーター、トランスレーターの役割
    4. 研究開発部門のためのマーケティングチーム
    5. 「死の谷」を越えて
  4. マーケティングの総論
    1. マーケティング活動とは?
    2. 情報データの解析手法と分析ツール紹介
  5. 新商品の競争力分析
    1. 商品競争力は、「売り物」「売り方」「使い方」にあり!
  6. 研究開発活動とマーケティング活動
    1. ステージゲート法って何に?
    2. 研究開発活動とマーケティング活動の併用
    3. 研究開発活動のステージ
      • 「FS:要素開発」-「TS:応用開発」-「ES:実機評価」-「CS:生産技術開発」
    4. マーケティング活動のステージ
      • 「新事業育成戦略」-「事業機会探索」-「新商品開拓」-「PJ推進・事業化準備」
    5. 展示会による新規顧客獲得
    6. 展示会後の顧客フォローと社内の事業化推進
  7. 研究開発とマーケティング活動の進捗管理
    1. 進捗変化を管理する
    2. 技術進捗管理と事業性進捗管理
  8. 研究開発活動の評価と評価基準
    1. ステージゲート通過基準
    2. 研究開発テーマの継続/中断/中止/撤退判断
    3. 研究開発テーマの撤退とは?
    4. 撤退した研究開発テーマの棚入れと管理
  9. 研究開発活動の障害とスピードアップ
    1. 障害発生要因の解析
    2. 研究開発活動のスピードアップ対策
  10. 原価創造
    1. 利益創出のための基本的考え方
      • 「売値」-「利益」=「製造コスト」
    2. 売値と利益設定から製造プロセスを設計する
  11. マーケティング活動追記
    1. 知財を使った新商品創出
  12. 技術者のやる気とは?
    1. 技術者のモチベーション 「居場所」「評価」「仲間」
    2. 働きやすい環境作り
    3. 技術者教育制度と「See」-「Think」-「Plan」-「Do」の「Think」を伸ばせ!
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 外谷 栄一
    サーマルセミコンデザイン株式会社
    代表取締役

会場

連合会館

2F 205会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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