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高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向

高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、難燃剤毎の難燃機構、先端分野でナノを用いた難燃化の実際、不燃化機構 (建材、燃料電池材料等) および評価とその規制について解説いたします。

開催日

  • 2016年7月22日(金) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 難燃性が求められる製品の技術者、品質担当者、管理者
    • 電気電子機器
    • OA機器
    • リチウムイオン電池
    • 電線
    • ケーブル
    • 車両・自動車・船舶
    • 建築材料
    • 繊維
    • フィルム
    • 部品製造
    • 素材開発
    • 透明性樹脂
    • 生分解性ポリマー
    • 無機難燃剤配合エコ材料
    • リチウムイオン電池 電解質など
  • 難燃剤・難燃材料に関連する技術者、品質担当者
  • 高分子難燃材料の成形加工時の課題を抱えている担当者

修得知識

  • 難燃材料・難燃剤の基礎
  • 難燃性の定量的評価
  • 難燃性の規制
  • 難燃樹脂材料の開発動向

プログラム

 初級から中級者向けの内容です。トピックスとして、臭素系難燃剤/助剤の規制動向にも触れます。
 高分子材料の難燃化について、①難燃剤毎の難燃機構、②先端分野でナノを用いた難燃化の実際、③不燃化機構 (建材、燃料電池材料等) をベースに解説します。
  評価とその規制では、①難燃材料の評価方法 (UL改正最新動向及び用途での評価方法、車載材料、繊維、電気・電子材料等) 、②難燃性の定量化 (UL難燃性の定量化について) 、③規制 (RoHS~Epeatまで) 、④難燃材料の開発動向について解説します。

  1. 高分子難燃及び不燃化の基礎
    1. はじめに
      1. 難燃材料とは
      2. 難燃機構と技術概要
    2. 臭素系難燃剤難燃機構の考察
      1. 熱分解とそのタイミング
      2. 分解物とその作用
      3. ラジカルトラップとチャー形成における考察
    3. リン系難燃剤難燃機構の考察
      1. ベース樹脂の性質
      2. リン系難燃剤の分解とその難燃性
      3. リン系難燃剤の注意点
    4. ナノ系難燃剤難燃機構の考察
      1. ナノ系難燃剤の概念
      2. その実例と難燃性
    5. 不燃化の考察
      1. 難燃樹脂の不燃性
      2. 液体不燃化に関する考察
  2. 難燃性の評価とその規制
    1. 樹脂材料の難燃試験
      1. UL – 94 (5V改正状況)
      2. 限界酸素指数
      3. コーンカロリメータ
      4. 新UL試験の実施例
      5. その他の試験方法 (発煙量、電線ケーブル試験、車両試験等)
    2. 難燃性の定量化
    3. 難燃樹脂の法的規制動向
      1. RoHs
      2. WEEE
      3. Rearch
      4. EPEAT
      5. その他の規制
    4. 難燃樹脂材料の動向
      1. ハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
      2. ノンハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
        1. リン系難燃剤の開発動向
        2. リン系難燃剤以外の難燃樹脂の課題と開発動向
      3. バイオマス材料の難燃化
      4. 電池材料の難燃化
    5. 難燃剤のみらい
    6. 特許動向
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第1研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
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