技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

抗体医薬精製カラムの洗浄とバリデーション

抗体医薬精製カラムの洗浄とバリデーション

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年2月10日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • カラム洗浄のバリデーションおよび査察での指摘ポイント
    • カラムの洗浄・滅菌とバリデーションおよび査察対応 (査察での要求事項)
  • 抗体精製カラムの洗浄・滅菌でのポイント
    • 洗浄・滅菌の手順
  • カラムのライフサイクルマネジメントのコツ
    • カラムを長持ちさせるための工夫
    • カラムを繰り返し使用する中での処理能力低下の見極め

プログラム

 抗体医薬品はバイオ医薬品全体を牽引し多くの製薬企業が開発を進めている。その製造に於いてクロマトグラフィーによる精製工程は製品の品質や安全性を確保するための重要なプロセスである。特にカラムの管理は製品の品質と安全性に影響を与えるばかりでなく使用回数は直接製造コストに反映されることになる。このようなカラムのバリデーションと管理の重要性を考慮しこのセミナーでは洗浄バリデーションの概要、抗体医薬製造の於けるクロマトグラフィー担体の洗浄とライフタイム、更に規制要件や対応について実例を交え説明する。

  1. 洗浄バリデーションの概要
    • 規制のパラダイムシフト
    • ガイドラインと規制要件について
  2. クロマトグラフィーのモードと分離機序
    • 分離モードと補完的組合せ
  3. 抗体医薬品の製造における精製プロセスの概要
  4. クロマトグラフィー担体に対する規制要件
    • 原料
    • 受入試験
    • 物理化学的安定性
    • 漏出物について
  5. クロマトグラフィー担体の洗浄と担体のライフタイム
    • 洗浄プロセスのパラメーターと開発
    • カラム劣化のパラメーターについて
  6. クロマトグラフィー洗浄バリデーション
    • スケールアップ/ダウンカラムの性能同等性
    • スケールダウンモデルの検証について
    • 質疑応答

講師

  • 河﨑 忠好 (河崎 忠好)
    DRKバイオプロセスコンサルティング
    代表
  • 番澤 貴子
    GEヘルスケア・ジャパン 株式会社 ライフサイエンス統括本部 サイエンティフィックサポート営業部
  • 福澤 時秀
    GEヘルスケア・ジャパン 株式会社 ライフサイエンス統括本部 バイオプロセス事業部 技術営業課
    テクニカルエキスパート

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 界面活性剤の上手な使い方 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 動物細胞におけるバイオリアクターの装置・操作設計/スケールアップと大量培養における注意点 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2024/12/17 抗体の基本構造と糖鎖修飾を利用した均一ADCの合成 オンライン
2024/12/17 再生医療等製品の製造現場におけるGCTP適合性調査対策のポイント オンライン
2024/12/18 GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 東京都 会場・オンライン
2024/12/18 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン
2024/12/18 バリデーション入門講座 オンライン
2024/12/18 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/12/18 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2024/12/18 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/18 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2024/12/18 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/18 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)