技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP超入門 (2日間講座)

着任1年未満でもわかる

GMP超入門 (2日間講座)

~今後GMPを実践しなければならない方のために~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GMPについて基礎から解説いたします。 「バリデーション」や「衛生管理」「文書整備」など、 初心者には分かりにくい事項を易しく、事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2016年1月19日(火) 10時00分 17時00分
  • 2016年1月20日(水) 9時30分 16時30分

受講対象者

  • GMP経歴が比較的浅い方 (新入社員及び新規配属社員など)
  • GMP全般 (基本事項) の習得を目指している方
  • 開発部門の方で、GMP知識その運用の仕方の習得を目指している方
  • 食品、化成品、医療機器分野等でGMP全般の知識の習得を目指している方

プログラム

 GMP超初級者向けセミナーであり、GMP全般を体系的に学び、身に付けなければならない必須事項<薬事及びGMPの基本事項、衛生管理、保管管理、設備管理、製造管理、品質管理、品質保証管理、バリデーション管理、文書・記録管理の諸要件及びその相互関係を学びます。

  1. 第Ⅰ部 薬事及びGMPの基本事項の理解
    1. よい医薬品の条件とは、 なぜ、GMPが必要か?
    2. GMPが生まれた背景とGMP3原則とは?
    3. 医薬品・化粧品などの製造・品質管理にGMPはどのように役立つか?
    4. 医薬品・化粧品などの製造過程で起こりやすい代表的事例 (GMP違反) ?
    5. 製造販売業許可の要件であるGQPの導入とGMPとの関係は?
    6. GMPに要求される組織と業務?
    7. GMPを構成する6サブシステム及び必要な文書及び記録類
    8. 製品標準書と基準書及び手順書との関係?
    9. 医薬品GMP全体のイメージ (概念図)
  2. 第Ⅱ部 GMP必須の7項目を易しく、詳しく理解する
    1. 衛生管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. 衛生管理基準書に必要な記載要件
      2. 衛生管理に必要な文書・記録類
      3. コンタミネーション・異物制御管理・防虫・防そ管理のポイント
      4. 微生物汚染防止管理の基本
      5. 清浄度区分とゾーニング
      6. 衛生管理上の設備管理の留意点
    2. 保管管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. 製造所における保管システムの業務フロー
      2. 保管管理で要求される手順書
      3. 原材料・中間製品の搬入における塵埃防止 (事例)
      4. 入荷 (検収) ・保管・入出庫・出荷・原材料運搬作業の留意点
      5. 保管条件 (温度) の留意点
      6. 出荷作業・原材料の運搬作業の留意点
    3. 製造管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. 製造管理 (表示・包装管理を含む) に必要となる管理要件
      2. 運転操作手順書、製造指図書原本作成上の留意点
      3. 製造記録書作成の留意点及び記載事例
      4. ロット管理の留意点
      5. 製薬用水管理、空調設備及びユーティリティ管理の留意点
      6. 工程管理の留意点
    4. 設備管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. 設備管理のベースとなる設備適格性評価の目的
      2. 設備管理に必要な手順書、文書及び記録類
      3. ゾーニングで考慮すること
      4. 動線計画のポイント清浄度基準
      5. 清浄度管理区域の室間差圧管理のポイント、
      6. 機器校正のポイント
      7. 設備適格性評価 (DQ/IQ/OQ/PQ) 及びその事例
    5. 試験室管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. 品質管理に必要な重要管理項目
      2. サンプリンクのポィント
      3. 試験検査作業の留意事項、
      4. 規格外結果の処理の留意事項、
      5. 生データ処理及び数値の丸め方の留意点、
      6. 試薬・試液・標準品の管理
      7. 製造部門業務と試験室部門との連携
    6. バリデーション管理の基本的事項と実務上の留意点
      1. バリデーションが、なぜGMPに必要なのか
      2. 工業化研究 (研究開発) とバリデーションとの関係
      3. 技術移転
      4. バリデーションの実施対象および種類
      5. DQ/IQ/OQ/PQの検証 (事例)
      6. プロセスバリデーション
      7. 洗浄バリデーション
      8. バリデーションサイクル
      9. バリデーション計画・報告書の記載内容
    7. 品質保証管理
      1. 品質保証管理のポイント
      2. GMP運営に該当するGMP対象文書・記録類
      3. 逸脱と変更の違い
      4. 逸脱管理・変更管理のサイクル
      5. 逸脱管理の必要性及びその対象
      6. 逸脱に関するランク区分
      7. 変更管理の必要性
      8. 日常の生産活動において変更が起こりうるケース
      9. 変更におけるランク区分
      10. 逸脱・変更記録の事例〈フォーマットを含む〉
  3. 第Ⅲ部 初心者がGMPを実践的に理解するためのロールプレイ・演習 (後日提出レポートあり)
    • 演習①: セミナー会場での演習
      個人演習・グループ演習・ロールプレイ、設問は3題
    • 演習②: 理解度を深めるためのレポート (後日提出・添削し各受講者に返送)
      自宅にて解答を作成し、送付下さい。
      設問は4題
      レポートは、期限までに送付
      講師が添削及び採点・講評後返却します。
    • 質疑応答

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/2/28 医薬品マーケティング・市場予測 オンライン
2025/2/28 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と開発段階に応じた規格設定 オンライン
2025/2/28 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 東京都 会場・オンライン
2025/2/28 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/3 PIC/S GMP Annex I 改定セミナー オンライン
2025/3/4 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/3/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/3/4 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/3/5 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 オンライン
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 半導体洗浄技術の基礎知識および技術トレンド オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/14 薬物の消化管吸収について - 評価・予測 オンライン
2025/3/14 信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)