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消費者視点のストレス快適性評価と化粧品/ヘルスケア製品開発への応用

消費者視点のストレス快適性評価と化粧品/ヘルスケア製品開発への応用

~心理生理学的アプローチによるストレス快適性評価と商品開発への応用~
東京都 開催 会場 開催
  • 消費者が感じているストレス・快適性を適正に評価し、より「快適な」製品を開発する為に
  • 消費者が感じている『ストレス・快適性』とは??どのように評価し、商品開発に応用するのか
  • 化粧行動によるストレス改善法とその課題と対策法~実際の商品開発の現場から~
  • ストレスを改善し快適性を与える製品開発へのヒントを心理生理学的アプローチから探る!
  • より「生活者・消費者視点」にたったストレス快適性評価法の実例、評価ノウハウ

概要

本セミナーでは、生活者視点に沿ったストレス快適性評価法の実例を多数上げて紹介し、化粧品やヘルスケア品の開発のヒントを提供いたします。

開催日

  • 2014年10月24日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化粧品に関連する開発担当者、品質担当者

修得知識

  • 化粧品とストレス・快適性について
    • 生理反応との関連性
    • 心理、生理関連計測技術
    • 健康に及ぼす影響
    • 各種改善法

プログラム

生活者の生活の質の向上・維持のためにストレス低減を目指した技術の提案や製品開発は、大変重要であると思われる。特に日本では、ストレス低減や改善を謳った商品が巷に溢れており、TVや雑誌などのメディアでもストレス関連記事の特集などは、枚挙に暇がないほどである。 しかしながら、一方では、日本人女性は、海外の女性に比してストレス意識が有意に高いという驚くべき調査結果が報告されている。このようにストレスを改善、緩和する手法や技術の多くが開発され、巷に溢れているのにも関らず、生活実態では、ストレス意識が高いという現実を目のあたりにするとストレス実態に則した、より効果的な技術やそのための評価手法の開発が必要と思われる。 そこで、本講では、生活者視点に沿ったストレス快適性評価法の実例を多数上げて紹介し、化粧品やヘルスケア品の開発のヒントを提供したい。
  1. ストレス・快適性とは?
    1. ストレス学概論:セリエのストレス学説と現代社会
    2. ストレスに関連する実態調査 (地域差、年齢差、性差など)
    3. ストレス、快適性評価における生体反応
  2. ストレス・快適性と生理反応
    1. 中枢神経活動/自律神経活動/循環系/分泌系
    2. サーカディアンリズムと生体機能バランス (交感・副交感、ホルモンなど)
  3. ストレス・快適性評価のための心理、生理関連計測技術
    1. 心理的評価法 (例:SCL、POMS、STAI、CMI、SDSなど)
    2. 生理的評価法1 (自律神経系:呼吸、心電図、血圧、脈波など)
    3. 生理的評価法2 (分泌系、循環系、唾液、発汗、皮膚温など)
    4. 生理的評価法3 (中枢神経系:脳波、NIRS、fMRI、SPECTなど)
    5. 総合的評価法 (ウエラブル、体動、睡眠、咀嚼、重心動揺など)
  4. ストレスが生活者の心理生理、健康に及ぼす影響
    1. 生活者の愁訴概説 (性差、加齢変化、更年期など)
    2. 皮膚・生理機能 (肌代謝、くすみ、むくみ) への影響
    3. 睡眠 (不眠、日中活動、起床時気分) への影響
    4. 食欲 (絶食、過食、満腹、ダイエット) への影響
    5. 女性の冷え症状 (季節性、加齢、更年期) への影響
    6. グローバル (地域差、環境差、慣習) 視点
  5. 生活者の愁訴に対する各種の改善法の課題と対策、商品開発への応用事例
    1. 化粧行動による改善法の課題と対策 (効果感、継続性、UVケア)
    2. マッサージによる改善法の課題と対策 (肌活性、むくみ、肩こり)
    3. 香りによる改善法の課題と対策 (リラックス、疲労緩和、嗜好性)
    4. 温冷による改善法の課題と対策 (冷え性、眼精疲労、生理痛)
    5. 入浴による改善法の課題と対策 (代謝、リフレッシュ、安眠)
    6. 運動による改善法の課題と対策 (全身作用、部分痩せ)
    7. サプリメント、ホルモン療法による改善法の課題と対策 (健康維持、更年期)
  6. まとめと今後
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 矢田 幸博
    花王 株式会社 栃木研究所
    主席研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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