技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製造環境、製品から検出された微生物の検査・同定・培地 基礎講座

製造環境、製品から検出された微生物の検査・同定・培地 基礎講座

~培地の種類と特徴・作成法から同定菌の由来の推定、クレーム品の菌の保存~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年7月31日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 製薬メーカー、化粧品メーカー、食品メーカー等では、製品の安全、信頼性を維持するためには、常に製品の微生物学的汚染の有無の検討は必須となる。その為の知識を習得する。
 本講座では、微生物検査の現場で必要となる微生物に対する基礎知識を学ぶとともに、培養や同定に関して実践できる実用的な知識を習得する。

  1. 微生物の分類
    • 微生物とは何か
    • 微生物の形態と種類、特徴
    • 原核生物と真核生物、病原微生物と非病原微生物
    • 好気性菌と嫌気性菌
  2. 消毒法と滅菌法
    • 滅菌と消毒の定義
    • 物理的方法と化学的方法
    • 実際に用いられる消毒法
  3. 培地の種類とその特徴,培地作成法
    • 液体培地,固形培地,半流動培地
    • 選択培地と非選択培地
    • 高層培地,斜面培地,半斜面培地
    • 培地作成の実際
  4. 顕微鏡標本の作成法
    • 染色の必要性
    • 無染色標本と染色標本
    • 各種染色法
  5. 分離・培養検査法
    • 検体の選び方
    • 無菌操作法
    • 塗抹法
    • 好気性培養
    • 炭酸ガス培養
    • 嫌気性培養
  6. 菌量測定法
    • 総菌数と生菌数
    • 迅速定量法
  7. 同定検査法
    • 形態観察
    • 生化学的性状
    • 免疫学的性状
    • 迅速同定法
  8. 菌株保存法
    • 一時的菌株保存と長期間の菌株保存
    • 菌株の保存機関 など
  9. 微生物検査の現場で必要となる病原性細菌の知識
    • グラム陽性菌
    • グラム陰性菌
  10. その他
    • 同定菌の由来の推定
    • クレーム品の菌の保存
    • 各種同定法、検査法
    • 局方の試験法
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 滝 龍雄
    自治医科大学
    非常勤講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/19 化粧品基準に基づく成分規制とスキンケア化粧品の成分特性を生かした処方設計・安定性確保 東京都 会場・オンライン
2024/12/19 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 オンライン
2024/12/19 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/20 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2024/12/20 医薬部外品/化粧品の法規制動向把握と 規格設定および申請資料/別紙規格の作成方法 オンライン
2024/12/20 ソーシャルリスニングからの患者さんの声の事例紹介と活用のためのワークショップ体験 東京都 会場
2024/12/20 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2024/12/20 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/20 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/23 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/23 化粧品の微生物管理と防腐・抗菌性試験実施 基礎講座 オンライン
2024/12/23 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2024/12/23 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/12/23 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2024/12/23 EUの包装及び包装廃棄物規則 (PPWR) と今後の日本の対応 オンライン
2024/12/24 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2024/12/24 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/24 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2024/12/25 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/5/31 スキンケア化粧品の官能評価ハンドブック
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2016/9/9 抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の基礎と応用