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センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

センサフュージョンのための状態推定アルゴリズム解説と自動車の自動運転への展開

~カルマンフィルタ / パーティクルフィルタ / バイナリベイズフィルタ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、安全運転支援に必要なセンシングアルゴリズムの基礎理論から、自動運転のような更に一歩先のシステムに必要な応用技術についてわかりやすく丁寧に解説を行います。

開催日

  • 2014年4月14日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • センサに関連する技術者、開発者
  • 画像処理・物体認識に関連する技術者、研究者
  • 自動車の自動運転に関連する技術者、開発者

修得知識

  • センサ情報処理に関する基礎理論
  • カルマンフィルタと状態推定
  • 複数物体追跡の基礎
  • 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの技術動向

プログラム

 現在様々なセンサが自動車に搭載され、ドライバの運転支援を補助するシステムが多数開発されています。また、米欧を中心として自動車自らが判断し、無人でも走行可能な自動車も開発されつつあります。このような自動車には、不確実性のあるセンサ情報を如何に尤もらしく解析し、適切な判断を行うセンサ情報処理アルゴリズムが必要となります。
 本セミナーでは、カルマンフィルタを主に、状態推定アルゴリズムを解説し、自動車の自動運転への適応を考えます。

  1. 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの適応例
    1. 研究動向と必要技術
    2. オンボードセンサの実例
    3. 自動車における状態推定アルゴリズムの実例
  2. カルマンフィルタと状態推定
    1. 誤差統計量の表現方法
    2. 最小分散推定とマルチセンサフュージョン
    3. カルマンフィルタによる状態推定
    4. 拡張カルマンフィルタによる状態推定
    5. Unscentedカルマンフィルタによる状態推定
  3. その他の状態推定アルゴリズム
    1. パーティクルフィルタによる非線形状態推定
    2. バイナリベイズフィルタによる判定
  4. データアソシエーションと移動物体の運動推定
    1. マハラノビス距離とχ二乗検定
    2. カルマンフィルタとデータアソシエーション
    3. 複数物体追跡
  5. 自動車の自動運転への適応

講師

  • 菅沼 直樹
    金沢大学 高度モビリティ研究所
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 50,760円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 57,000円(税別) / 61,560円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

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