技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ファーマコゲノミクス (PGx) 導入臨床試験実施ノウハウと規制当局、海外/ICHレギュレーション対応

ファーマコゲノミクス (PGx) 導入臨床試験実施ノウハウと規制当局、海外/ICHレギュレーション対応

~ファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験の企画,実施~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年2月28日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • ファーマコゲノミクスに対する基本的理解
  • 治験に必要なレギュレーション事項 (個人情報・DNA管理など) の把握
  • PGx臨床試験の実施計画書および同意説明文書作成のノウハウ
  • 遺伝子多型の具体的種類と被験者リクルートのノウハウ
  • 最新の遺伝子解析技術の理解

プログラム

第1部 ファーマコゲノミクス (PGx) 導入臨床試験実施におけるノウハウと実践例  ~PGx活用の新たな展開に向けて

 治験責任医師として、第I相臨床試験におけるPGx導入・定着に取り組んできた実績をわかりやすく紹介し、実施のノウハウ、倫理的配慮、遺伝子解析技術の進展などを具体的に解説します。併せて、今後の新たなPGx活用の展望にも触れます。
 特に、PGx関連導入試験を企画、実施を担当される製薬企業の方、遺伝子解析技術の医薬品開発領域への活用を望まれる関連部門の方に、現場の実際をお伝えします。

  1. ファーマコゲノミクス (PGx) の概要
  2. ポストゲノム時代の臨床試験 (治験) への取り組み
    1. 倫理と解析技術の確立
    2. PGx導入治験普及の啓発活動
  3. PGx導入臨床試験の実際
    1. PGx層別試験とDNAバンキング
      • 治験実施計画書の作成
      • 同意説明文書の作成
    2. PGx層別試験の対象遺伝子多型
      • CYP2C19
      • CYPC9
      • CYP2D6
      • その他
    3. PGx導入試験の実践例
      • PGx-PK臨床試験
      • PGx-PK-PD臨床試験
  4. PG導入臨床試験の展望
    1. 遺伝子多型解析の動向
    2. 遺伝子解析技術の刷新
    3. ゲノムバイオマーカーの活用
    • 質疑応答・名刺交換 ※ テーマ全般に係わる自由なご質問、ご相談にも応じます。

第2部 承認申請をふまえたPGx スタディー実施とガイドラインへの対応

 FDAなどの海外の規制当局はファーマコゲノミクスに関するガイダンス等を発出し,個別化医療を志向した医薬品開発をリードしています。本講座ではファーマコゲノミクスのコンセプトについて理解を深め,ファーマコゲノミクスを取り入れた医薬品臨床開発のイメージをディスカッションします。

  1. 医薬品開発におけるファーマコゲノミクスの現状
    1. ファーマコゲノミクスの歴史
    2. ファーマコゲノミクスとlabelingの現状
    3. 製薬企業の動向
  2. ファーマコゲノミクスに関する遺伝学,分子生物学的観点
    1. 変異と多型
    2. ハーディー・ワインバーグ平衡
    3. ハプロタイプ
    4. 連鎖不平衡
    5. Genome Wide Association Study
  3. ファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験の企画,実施と問題点
    1. Hypothesis generating vs. Hypothesis testing
    2. Retrospective vs. prospective
    3. 表現型の選択と収集
    4. 検出力とサンプルサイズ
    5. データの品質管理
    6. 統計モデル
    7. 構造化集団について
    8. 多重検定と有意水準の調整
  4. 国内,海外の規制の動向
  5. 今後の展望
    1. 規制のあり方
    2. 医療現場への還元
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 第1部 長谷川 節雄 氏
  • 第2部 大手外資系製薬企業 臨床薬理スタディ担当者
  • 長谷川 節雄
    ファルマシュプール 株式会社 代表取締役 東北大学 臨床研究推進センター
    客員教授

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,429円 (税別) / 49,800円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり定価半額の26,250円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/19 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2026/2/19 医薬品マーケティング・メディカル活動におけるKOL選定評価とエンゲージメント戦略 オンライン
2026/2/20 国内外規制要件をふまえたE&L評価基準の考え方・進め方と分析・評価方法 オンライン
2026/2/20 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/2/20 信頼性の高い研究成果/試験Quality 実践 (2日間コース) オンライン
2026/2/20 信頼性の高い研究成果を得るための生データ・実験記録 (ノート) の取り方 オンライン
2026/2/20 ICH新ガイドラインに対応する分析法開発と分析法バリデーションの基礎と実践 東京都 会場・オンライン
2026/2/24 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 オンライン
2026/2/24 技術移転の高効率的/高再現性にむけた工業化検討・提供文書・許容基準設定 オンライン
2026/2/24 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/2/25 ADC (抗体薬物複合体) のリンカー・結合技術と特性解析・プロセス設計 オンライン
2026/2/25 米国FDA対応とアメリカの医療機器ビジネス 東京都 会場・オンライン
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/25 ニトロソアミン類分析におけるLC-MS/MSを用いた試験法開発 オンライン
2026/2/25 再生医療等製品における承認申請・審査 (品質・非臨床安全性評価) の留意点と当局の要求事項/考え方 オンライン
2026/2/26 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント オンライン
2026/2/26 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/2/26 BCS・rDCS・PBBMを用いた製剤開発戦略とバイオウェーバー オンライン
2026/2/26 新規モダリティ (核酸医薬、遺伝子治療、細胞治療など) における事業性評価手法と注意すべき点 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策