技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

3極局方 菌・微生物管理コース (全2コース)

3極局方 菌・微生物管理コース (全2コース)

会場 開催

概要

本セミナーは『3極局方 菌・微生物管理コース』を2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 59,800円

開催日

  • 2013年11月27日(水) 10時30分 16時30分
  • 2013年12月11日(水) 13時00分 16時30分

プログラム

≪3極適合≫無菌医薬品製造における菌関連項目への対応と無菌操作法、最終滅菌法の違いをふまえたバリデーション方法

(2013年11月27日 10:30~16:30)

我が国は、PIC/S加盟に向けて2012年3月に加盟申請し、加盟にあたり2013年8月30日にGMP施行通知が改正された。一方、三極薬局方の国際調和は、1990年からPDGで展開され、ICH Q4Bで相互承認が進められている。微生物試験法は、日局15から日局16改正で、「微生物限度試験法」及び「無菌試験法」がICH地域において相互利用可能となったが、参考情報「培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) 」及び「無菌医薬品製造区域の環境モニタリン法」などは国際調和が図られていない。これら微生物試験の改正GMP施行通知への対応にあたり、試験方法の設定並びに実施上の日常管理、逸脱管理について解説する。

  1. 医薬品の品質基準の国際調和と微生物試験法について
    1. 医薬品の品質基準に関する国際調和
      1. CH,PDG,ISOについて
      2. PIC/SとPIC/S加盟に向けたGMP施行通知の改正について
    2. 医薬品の品質保証と微生物試験について
  2. 国際調和された微生物試験法
    1. 微生物限度試験法
      1. 微生物限度試験法の国際調和の経緯
      2. 微生物限度試験法の国際調和における主な改正点
      3. 微生物試験法の設定
      4. 微生物限度試験の実施上の留意点
      5. 原料の微生物管理
      6. 製品の微生物管理
      7. 微生物試験室の日常管理
    2. 無菌試験法
      1. 無菌試験の目的と限界
      2. 無菌試験法の国際調和の経緯
      3. 無菌試験実施上の微生物汚染に対する予防措置
      4. 無菌試験の培地及び培養温度
      5. 無菌試験用培地の適合性
      6. 無菌試験手法の適合性試験
      7. 製品の無菌試験
      8. 無菌試験の実施にあたり
      9. 無菌試験の観察と結果の判定
      10. 微生物試験の逸脱管理
  3. 国際調和が図られていない微生物試験法 (参考情報)
    1. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション)
      1. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の主な改正点
      2. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の合理的な実施
    2. 無菌医薬品製造区域の環境モニタリング法
      1. 環境微生物のモニタリング
      2. 環境微生物のサンプリング方法
      3. 環境微生物の生菌数試験法
      4. 環境微生物試験法のバリデーション
      5. 日局16第一追補の主な改正点と運用
  4. まとめと質疑応答

PIC/S加盟を見据えた医薬品の微生物試験における試験方法の設定並びに実施上の日常管理・逸脱管理

(2013年12月11日 13:00~16:30)

我が国は、PIC/S加盟に向けて2012年3月に加盟申請し、加盟にあたり2013年8月30日にGMP施行通知が改正された。一方、三極薬局方の国際調和は、1990年からPDGで展開され、ICH Q4Bで相互承認が進められている。微生物試験法は、日局15から日局16改正で、「微生物限度試験法」及び「無菌試験法」がICH地域において相互利用可能となったが、参考情報「培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) 」及び「無菌医薬品製造区域の環境モニタリン法」などは国際調和が図られていない。これら微生物試験の改正GMP施行通知への対応にあたり、試験方法の設定並びに実施上の日常管理、逸脱管理について解説する。

  1. 医薬品の品質基準の国際調和と微生物試験法について
    1. 医薬品の品質基準に関する国際調和
      1. CH,PDG,ISOについて
      2. PIC/SとPIC/S加盟に向けたGMP施行通知の改正について
    2. 医薬品の品質保証と微生物試験について
  2. 国際調和された微生物試験法
    1. 微生物限度試験法
      1. 微生物限度試験法の国際調和の経緯
      2. 微生物限度試験法の国際調和における主な改正点
      3. 微生物試験法の設定
      4. 微生物限度試験の実施上の留意点
      5. 原料の微生物管理
      6. 製品の微生物管理
      7. 微生物試験室の日常管理
    2. 無菌試験法
      1. 無菌試験の目的と限界
      2. 無菌試験法の国際調和の経緯
      3. 無菌試験実施上の微生物汚染に対する予防措置
      4. 無菌試験の培地及び培養温度
      5. 無菌試験用培地の適合性
      6. 無菌試験手法の適合性試験
      7. 製品の無菌試験
      8. 無菌試験の実施にあたり
      9. 無菌試験の観察と結果の判定
      10. 微生物試験の逸脱管理
  3. 国際調和が図られていない微生物試験法 (参考情報)
    1. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション)
      1. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の主な改正点
      2. 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の合理的な実施
    2. 無菌医薬品製造区域の環境モニタリング法
      1. 環境微生物のモニタリング
      2. 環境微生物のサンプリング方法
      3. 環境微生物の生菌数試験法
      4. 環境微生物試験法のバリデーション
      5. 日局16第一追補の主な改正点と運用
  4. まとめと質疑応答

講師

  • 河田 茂雄
    特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター (NPO-QAセンター)
    相談役
  • 小田 容三
    NPO-QAセンター
    顧問 / GQP・GMPコンサルタント

会場

  • [コース1 菌管理編] 2013年11月27日 (水) 10:30~16:30 : 大田区平和島 東京流通センター 2F 第5会議室
  • [コース2 微生物試験編] 2013年12月11日 (水) 13:00~16:30 : 品川区大井町 きゅりあん 5F 第1講習室

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 56,952円 (税別) / 59,800円 (税込)
複数名
: 49,952円 (税別) / 52,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)

関連セミナー同時申し込み割引特典

【3極局方 菌・微生物管理コース】 (全2コース)同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 59,800円)

対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/16 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/6/16 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2025/6/16 開発候補品の想定薬価検討と有効な薬価申請資料作成・交渉戦略のポイント オンライン
2025/6/16 不確実性を考慮した事業性評価の実践 東京都 会場
2025/6/17 微生物の培養、分離・同定技術 オンライン
2025/6/17 バイオ医薬品における分析法バリデーション オンライン
2025/6/17 臨床開発をスムーズに進めるためのTarget Product Profile (TPP) の作成とPMDAとの交渉ポイント オンライン
2025/6/17 GCP適合性調査に対する社内体制の構築及び査察対象資料に関するSOP活用の留意点 オンライン
2025/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2025/6/18 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン
2025/6/18 医薬品開発における安定性試験の実施計画と有効期間の設定、データの取り方、まとめ方 オンライン
2025/6/18 化粧品薬機法・景品表示法・公正競争規約 基礎講座 オンライン
2025/6/18 ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 オンライン
2025/6/18 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2025/6/18 ゼロから理解したい人のためのCMC安定性試験レギュレーション オンライン
2025/6/18 次世代のADC (抗体薬物複合体) の市場動向/知財の現状 および位置選択的抗体修飾・安定リンカー技術 オンライン
2025/6/19 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/6/19 GMP超入門 オンライン
2025/6/19 GMP監査・無通告査察実施時の対応ポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2025/6/19 HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き