技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

マルチパーパスプラントの設計と洗浄バリデーション

品質阻害要因を考慮した

マルチパーパスプラントの設計と洗浄バリデーション

~品質リスクの影響評価と生産性の追求~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年4月24日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 設計時と洗浄時の観点から品質阻害リスクを考える
  • 製造工程に内包される品質阻害リスクを取り除くための考慮点
  • 高薬理活性物質を取り扱い再特有の留意点
  • 「洗浄のしやすさ」の確保

プログラム

第1部 マルチパーパスプラント設計において考慮すべき品質阻害リスクと生産性追求

(2013年4月24日 10:30〜13:00)

医薬品製造工場は、多くの場合バッチプロセスからなるマルチパーパスプラントで、その特性から多くの品質阻害要因を内包しています。本講座では、マルチパーパスプラントで考慮すべきリスク要因を、原薬プラントと固形剤プラントに対して例示し、それへの対応例を示します。

  1. 医薬品工場の持つ特質
    • 品質確保と生産性の追求
  2. マルチパーパスプラントにおける品質阻害要因
    • リスク要因の特定と分析
  3. マルチパーパスプラントでの設計考慮点
  4. 原薬プラントの事例
    • 不純物管理への対応
  5. 固形製剤プラントの事例
    • 固形製剤工場のパターン化の試み
    • 容器選定が大きなポイント
  6. ユーティリティ設備での対応
  7. コンテイメント技術の潮流

第2部 高薬理活性製品を含むマルチプラント設備での洗浄方法とバリデーション

(2013年4月24日 13:50〜16:30)

 最近、高薬理活性物質をマルチパーパス設備で扱う事例が増え、品質の確保上、「洗浄」が従来にも増して大きな課題となっている。封じ込めも必要とされる現場で特有の洗浄作業についても配慮が必要である。最近の洗浄評価基準を巡る動向についても触れる。

  1. マルチプラントでの洗浄・封じ込めの位置づけ
    • 品質を確保するための洗浄と労働安全衛生のための封じ込め
    • 異物混入、交差汚染の要因
  2. 原薬マルチプラントでの洗浄しやすい設計の概要
    ~洗浄の観点からの品質阻害要因と設計面での対応~
    • 配管系
    • 機器系
  3. 洗浄しにくい場所への具体的な対応事例
    • 釜底弁
    • 粉体投入シュート部
  4. 高薬理活性物質を扱う場合の対応
    • 封じ込め特有の洗浄作業
    • CIPに加えてWIPの必要性
    • 洗浄負荷を軽減するための方策と事例
    • 封じ込め設備における分解洗浄しやすい機器
  5. 洗浄バリデーション
    • 洗浄残留許容基準を巡る最近の動向
    • 目視検査の位置づけ
    • 高薬理活性物質における洗浄バリデーション
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/6 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/6/6 品質管理の基礎 (1) オンライン
2024/6/7 未然防止のためにFTAを効率的に使いこなすポイント 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 電子機器の故障未然防止・故障解析入門講座 オンライン
2024/6/7 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/7 試験部門 (QC) におけるデータの電子化とインテグリティ対策 オンライン
2024/6/11 分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2, Q14の動向 オンライン
2024/6/12 品質管理の基礎 (2) オンライン
2024/6/13 実習で学ぶワイブル解析の基本とその応用 オンライン
2024/6/13 半導体洗浄の基礎と洗浄機内の流れ・反応および洗浄法の評価方法 オンライン
2024/6/13 異物ゼロへのアプローチ オンライン
2024/6/14 化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 千葉県 オンライン
2024/6/14 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法および基準値設定法入門 東京都 会場・オンライン
2024/6/18 開発・設計・生産技術段階での試作品の適切な評価方法 オンライン
2024/6/18 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/19 Excelを使ったシミュレーションで直感的に学ぶサンプリング試験 (抜取検査) の全体像を把握し、適切に設計・運用する具体的ノウハウ オンライン
2024/6/19 分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2, Q14の動向 オンライン
2024/6/19 はじめての品質対応 / なんとか改善したい品質対応 5つのポイント オンライン
2024/6/21 ヒューマンエラーから脱却するための「人間重視のヒューマンエラー防止法」 東京都 会場・オンライン
2024/6/21 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2014/9/30 液体または蒸気による洗浄技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/30 液体または蒸気による洗浄技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/1 患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方
2013/1/31 ヒューマンエラー対策 事例集
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2009/6/30 目的に合った界面活性剤の上手な使い方と選定方法
2009/4/5 洗浄剤 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/5 洗浄剤 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2006/3/10 信頼性抜取り試験・加速試験とデータ解析
1998/6/15 電子機器・部品の複合加速試験と信頼性評価技術
1993/4/1 はんだ接続の高信頼性化技術とその評価
1992/11/11 VLSI試験/故障解析技術
1991/3/1 プリント配線板洗浄技術