技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

乳化重合などの反応機構の基礎と重合速度及び生成高分子微粒子径の制御

乳化重合などの反応機構の基礎と重合速度及び生成高分子微粒子径の制御

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、微粒子分散系ラジカル重合における高分子製造速度と、生成される微粒子の直径および、その分布を制御するための基本的な考え方を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2013年4月23日(火) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 乳化重合に関連する技術者、研究者
    • 塗料
    • 繊維処理剤
    • 接着剤 など

修得知識

  • 微粒子分散の基礎
  • 微粒子分散の安定化
  • 高分子製造速度(重合反応速度)の制御
  • 生成される微粒子の直径・分布の制御

プログラム

 乳化重合などの、微粒子が分散した系でのラジカル重合は、高分子 (樹脂) 製造速度がバルク重合などの均相系重合に比べて高くなる場合が多く、大量生産に有効であり、また高分子の微粒子が分散したラテックスを直接得ることができる方法である。特に最近は機能性物質や薬剤を内包したマイクロカプセルなど機能性微粒子材料を得るための方法として利用されつつある。微粒子の直径およびその分布を制御することで高分子微粒子の機能性を高めることが可能な場合がある。
 本講座では乳化重合などの微粒子分散系ラジカル重合における高分子製造速度、すなわち重合反応速度と、生成される微粒子の直径およびその分布を制御するための基本的な考え方を解説する。

  1. 微粒子を形成するラジカル重合の分類と反応時の系の状態変化
    1. 懸濁重合とミニエマルション重合
    2. 分散重合とソープフリー乳化重合
    3. 乳化重合とマイクロエマルション重合
       ~期間I,II,IIIと粒子数およびモノマー濃度の経時変化
  2. 微粒子分散系ラジカル重合における重合速度の定式化と制御
    1. 重合速度の表記法
    2. モノマー滴や高分子微粒子の大きさが重合速度に及ぼす影響
    3. 含まれる素反応と物質移動現象
    4. 重合速度の理論的導出方法と近似解
    5. 粒子内平均ラジカル数の挙動とそれが意味するもの
    6. 重合速度の制御
  3. 生成粒子数と粒子直径の制御
    1. 粒子数と粒子直径の関係
    2. モノマーおよび乳化剤の性質による粒子数の開始剤濃度、乳化剤濃度、モノマー仕込量への依存性の分類
  4. 懸濁重合・ミニエマルション重合における粒子径制御
    1. 攪拌法・攪拌条件と液滴調整法 (マイクロチャネル法など)
    2. 分散安定化の方法 (分散安定剤とハイドロホーブ)
  5. 乳化重合とその応用法における粒子径制御
    1. マイクロエマルション重合
    2. ソープフリー乳化重合
    3. その他
      • 分散重合
      • シード重合
      • 粒子凝集法など

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 鈴木 清
    福井大学 学術研究院 工学系部門 材料開発工学講座 化学工学研究室
    准教授

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/14 乳化・可溶化・αゲルの基礎と相図を用いたアプローチ オンライン
2026/9/14 高分子材料のアニール処理を正しく理解する オンライン
2026/9/14 触り心地を制御する添加剤の選び方、使い方 オンライン
2026/9/14 高分子接着の基礎と接着性制御に向けた界面構造・残留応力の評価および表面処理 オンライン
2026/9/14 高分子複合材料の強度と耐衝撃性 オンライン
2026/9/15 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2026/9/15 粉体工学の全体像と粒子・粉体の特性・挙動の体系的理解 東京都 会場
2026/9/15 高分子結晶及び結晶化プロセスの基礎、制御と結晶構造の解析手法 オンライン
2026/9/15 ポリマーアロイ・ブレンドの基礎とモルフォロジー・物性の制御 オンライン
2026/9/16 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 オンライン
2026/9/17 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2026/9/17 高分子材料の劣化メカニズムと解析、寿命評価と対策事例 東京都 会場
2026/9/17 マテリアルズインフォマティクスによる溶媒探索、相溶性予測 オンライン
2026/9/17 高分子の構造と物性との関係・その制御 オンライン
2026/9/18 粉粒体ハンドリング技術の基礎・応用とトラブル対策 オンライン
2026/9/18 コナ (粉体) の固結メカニズムと評価・対策法 東京都 会場
2026/9/18 プラスチック添加剤の正しい選択と配合設計による高性能化 オンライン
2026/9/18 大規模言語モデルを活用した材料開発の効率化とその事例 オンライン
2026/9/18 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン
2026/9/18 ポリマー材料の難燃化技術の基礎と配合設計・配合事例、難燃剤の規制等の動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング
2014/7/15 乳化・懸濁重合法の基礎と応用
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)