技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ムダを省き効率よくCSV (コンピュータシステムバリデーション) を 進めるには!?

ムダを省き効率よくCSV (コンピュータシステムバリデーション) を 進めるには!?

~PIC/Sや査察対応をふまえて~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年3月26日(火) 10時30分16時30分

プログラム

 2012年を振り返ると、薬価改定、一般名処方、ジェネリック利用促進、GMP不適合による改善命令など、医薬品を取り巻く環境はあるトレンドに向かって進んでます。
 さらにグローバルな動きにも対応して、効率的なCSVをどのようなこと行えばいいのか、PIC/Sで変わる査察の対応にどのようなことを準備して行けばいいかを学びます。

  1. 2012年の変化を振り返る
     世界の流れの変化から今後どのようになっていくかを説明します。
  2. CSVの必要性
     医薬品、医療機器などでなぜCSVが必要なのか?CSV対応が必須であれば、CSVを前向きに考えましょう。
  3. CSVプロセスの考え方
     CSVはどのようなプロセスで進められるか、IT関係者以外のGxP業務担当者でも理解できるように説明します。
    1. 規制産業における製品の品質
    2. 規制産業でCSVが求められる背景
    3. CSVのプロセス考え方
  4. 21CFR Part11と厚労省ER/ES、ANNEX11
     電子化するために対応すべき当局からの通知を理解します。電子化でのリスクを洗出し、その軽減策を考えて行きます。
  5. 従来のCSVの進め方
     従来のCSVの進め方を理解することで、具体的にどのような手法でコンピュータシステムの品質を確保するかを勉強します。
    1. CSVのグローバル標準手法であるGAMPとバリデーション計画書
    2. リスク評価
  6. 従来のCSVの進め方の問題点
     多くの文書を作成していた従来のCSVの進め方で、なぜシステムで多くの問題が発生しているか、その原因を分析します。
    1. 「バリデーションはうまくいきました。稼働後のバリデーションシステムはトラブル続きです。」がCSVでしょうか?
    2. お金をかけて文書を作成し、稼働したら文書は倉庫へ直行でいいのでしょうか?
    3. 「CSVがあるから、業務改善したいけど、バージョンアップまで待とう。」でグローバルな競争力が付きますか?
  7. CSVの正しい理解と効率化の追求
     患者様の安全、無駄の排除、データの信頼性を求めるCSVとはどのようなことかを学びます。具体的に製品導入をすることを仮定して、効率的なCSVの進め方を学びます。
    1. コンセプトとバリデーション計画書
    2. バリデーション計画書の実施 (プロジェクト) と運用
    3. 正しいユーザ要求仕様 (URS)
    4. リスク評価
    5. サプライヤー監査
  8. PIC/S対応
  9. まとめ
     PIC/S対応のみならず、グローバルでの競争力強化と高品質追求のために効率的なCSVが必須であることを総括します。

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/4 国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法 オンライン
2025/8/4 GMP文書の集約・削減と体系整理/効率的管理 オンライン
2025/8/4 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/5 医薬品品質試験における生データの取り方・レビューと申請対応 オンライン
2025/8/5 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/5 抗体薬物複合体 (ADC) におけるペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価 オンライン
2025/8/6 OOS/OOT事例から学ぶOOS/OOTの正しい理解と判断のポイント オンライン
2025/8/6 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/6 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/6 E&L試験の最新動向と実務対応のポイント オンライン
2025/8/7 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/8/7 化粧品OEM/ODM (海外含む) における品質管理・品質保証と工場監査用のチェックリストの作成方法 オンライン
2025/8/7 GVP基礎講座 + GVP実践講座 オンライン
2025/8/7 GVP実践講座 オンライン
2025/8/8 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/8/12 トラブル事例から学ぶ問題なく技術移転 (製造と試験) を行うために知っておくこと オンライン
2025/8/15 GMP文書の集約・削減と体系整理/効率的管理 オンライン
2025/8/18 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/18 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発