技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方

造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、粉体の圧縮メカニズム、それぞれの打錠障害を起す原因とその改善法、打錠用顆粒の適正なつくり方、さらに製剤化のスケールアップについても解説いたします。

開催日

  • 2012年11月22日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 打錠に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品 など

修得知識

  • 適正な打錠用顆粒の製造法
  • 粉体の圧縮機構
  • 打錠障害の原因と改善法、対策、未然防止策
  • 錠剤の製造における効率的なスケールアップの進め方

プログラム

 錠剤製造において、重要な製剤技術は、造粒、粉粒体の圧縮等である。
 本講演では、攪拌造粒および流動層造粒のメカニズムとその試作事例をもって操作条件による造粒の物性への影響を解説する。次に、錠剤は、粉体を高圧で、しかも高速で圧縮することによってつくられる。
 このような条件下では、錠剤内部における粉体密度に不均一化を生じる。このことが打錠障害を惹き起こす原因になっていると考えられている。
 そこで、粉体の圧縮メカニズム、それぞれの打錠障害を起す原因とその改善法、打錠用顆粒の適正なつくり方について解説する。さらに、製剤化のスケールアップについても触れたい。

  1. 適正な打錠用顆粒の製造法
    1. 打錠用顆粒として適切な造粒粒度
    2. 各製造法で得られた顆粒の錠剤硬度の比較
    3. 造粒の定義
    4. 原料物性と顆粒物性
    5. 原薬物性の改質
    6. PL値 (可塑限界)
    7. PL値の簡易測定法
    8. 攪拌造粒のメカニズム
    9. 攪拌造粒の事例
      • 攪拌羽根および解砕羽根の回転数等の影響
    10. 流動層造粒のメカニズム
    11. 流動層造粒の事例
      • 噴霧速度
      • 噴霧空気圧
      • 噴霧液量
      • 熱風温度等の影響
    12. 攪拌造粒および流動層造粒の造粒制御
    13. 造粒法と結合剤添加方法による錠剤硬度
    14. 直接打錠法での賦形剤の選択
    15. 湿式打錠法での賦形剤の選択
  2. 粉体の圧縮機構および打錠障害とその改善法
    1. 粉体の圧縮メカニズム
    2. 走査型電子顕微鏡でみる粉体の圧縮
    3. 粉体の圧縮性評価
    4. 打錠で要求される要素と要因
      • 粉体の流動性
      • 錠剤の含有水分
      • 圧力伝達と応力分布
      • 抜き出し力と側圧
    5. 主な打錠障害
      • キャッピング
      • ラミネーション
      • スティッキング
      • チッピング
      • ピッキング など
    6. キャッピングの機構および評価法とその改善方法
    7. スティッキングの機構および評価法とその改善方法
    8. 滑沢剤の効果 (滑沢剤の評価法)
    9. 滑沢剤の混合時間と展延状態
    10. 外部滑沢打錠法と内部滑沢法との比較
    11. 打錠用杵臼と損傷
    12. 金型セットにおける留意点
    13. 打錠機の金型 (杵) の管理方法と寿命
    14. 杵の耐圧性
  3. 錠剤の製造における効率的なスケールアップの進め方
    1. 打錠におけるスケールアップでの問題点
    2. 製造工程と品質特性およびその変動因子の特定 (小型機での製剤化検討)
    3. 各工程で使用する製造機の機種の選定 (製造コストも考慮して)
    4. スケールアップの検討 (小型機に対応した大型機を用いた検討)
      1. 小型機での操作条件を大型機に適応する場合
        • 混合工程:V型混合機ではフルード数を一定とする。
        • 造粒工程:攪拌造粒では攪拌力または、フルード数を用いてスケールアップする。
        • 打錠工程:総圧縮時間が同じになるように打錠速度を設定する。
      2. 各工程の粉体挙動からみたスケールアップの考え方
        • 混合工程:移動混合、せん断混合、拡散混合
        • 造粒工程:流動層造粒では造粒中の造粒物の水分量が重要
        • 乾燥工程:乾燥過程と乾燥速度曲線
        • 混合工程 (打錠前) :滑沢剤の粉粒体表面での展延状態
        • 打錠工程:打錠用顆粒の強度と錠剤硬度
    5. 各工程でのスケールアップにおいて発生するトラブル解決法
      • 粉砕工程:粉砕時の発熱
      • 混合工程:密度差がある粉体の混合および微量混合の留意点
      • 造粒工程:流動層造粒における含量均一性の確保
      • 混合工程 (打錠前) :実験機と同一物性の錠剤が得られるよう生産機での混合時間を設定する。
      • 打錠工程:スケールアップにおける打錠障害と対応
      • コーティング工程:コーティングの均一性が得られるようバッフルの種類の選択、コーティング時間を設定する。
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/7 海外を含めた原薬工場のGMP査察のポイントと原薬工場の選び方 東京都 会場・オンライン
2026/9/7 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2026/9/8 実効性に拘ったGMP教育訓練のポイント オンライン
2026/9/8 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成と記録ミスを削減させるための工夫 オンライン
2026/9/8 医薬品開発における臨床薬理と早期 (PoCまで) 開発戦略のポイント オンライン
2026/9/8 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2026/9/8 実務で使えるCSV入門 & 実践 (2日間) オンライン
2026/9/8 GAMP5・CSAに対応したCSV計画・実施判断の推定と多様なケースへの適用 オンライン
2026/9/8 医薬品と再生医療等製品の対比をふまえたCTD作成における論理構成と実務上の留意点 オンライン
2026/9/9 GMPにおける原料資材・設備変更の影響評価と変更管理 オンライン
2026/9/9 持続的にGMPレベルの上昇およびQuality Cultureを醸成する5分間GMPと現場確認 オンライン
2026/9/9 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2026/9/9 ヘアケア製品の処方開発・安定性・評価方法の暗黙知 習得講座 オンライン
2026/9/9 化粧品処方設計からスケールアップ時におけるトラブル事例と解決策 オンライン
2026/9/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/9/10 化粧品処方設計からスケールアップ時におけるトラブル事例と解決策 オンライン
2026/9/10 CMCレギュレーション・CTD/DMF作成入門コース (2日間) オンライン
2026/9/10 申請をふまえCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座 オンライン
2026/9/10 再生医療原材料の規制要件とDMF作成・活用戦略 オンライン
2026/9/11 変更管理・逸脱管理と連携した供給者管理の実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/5/31 異物の分析技術と試料の前処理、結果の解釈
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -