治験現場での臨床検査値判断 "こんな時どう判断しますか?"
~どの程度まで生理的変動か、基準範囲外の判断、原因判定・発生機構手順は~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、治験現場で起こりうる疑問点を考察する方法を、異常値発生機序の理解から解説いたします。
開催日
-
2012年6月26日(火) 13時00分
~
16時30分
プログラム
治験の臨床現場において、臨床検査データが異常値を示した際には、臨床医との議論や、カルテに記載された臨床所見から変動原因を追求する。その際に、同一検査項目の変動で、複数種の原因が考えられるものがある。たとえば、溶血あるいは胆道閉塞で起こるビリルビン値の上昇、溶血あるいは肝臓障害で起こるLDH値の上昇などである。また、軽度の変動の際には、基準範囲から逸脱していても臨床医との議論の中で、「生理的変動の範囲」と結論付けられることもある。これら、治験現場で起こりうる疑問点を考察する方法を異常値発生機序の理解から学ぶことを目的とする。
- 臨床医との議論のなかで、生理的変動といわれた。どの程度まで生理的変動というのか
- 検体採取時の条件、採取した検体の処理、保管、搬送時における様々な条件によって影響を受ける検査項目にはなにがあるか
- 検査値が基準範囲より高値が重大問題なもの、低値が重大問題なもの、いずれも重大なものについて
- 種々の病態で血清LDHが高値となるが、高値を示す機序は
- ヘモグロビン低値となった際、出血・溶血・骨髄抑制などの原因を判定する手順は
- 黄疸を見たときに、胆道閉塞性、溶血性など原因を考えるための手順は
- 浮腫との所見を見た際に、発生機構を考える手順は
- 質疑応答・名刺交換
講師
福地 邦彦 氏
昭和医療技術専門学校
特任教授 / 医師
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
:
33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)