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プロフィットを生み出す研究・開発テーマの発掘と事業化への落とし込み、運用ノウハウ

プロフィットを生み出す研究・開発テーマの発掘と事業化への落とし込み、運用ノウハウ

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、事業化につながる研究開発テーマの見つけ方から、進行中のテーマの問題点、研究テーマの評価手法など、如何に効率よく研究開発テーマを事業へと繋げるかについて実例を交えて詳解いたします。

開催日

  • 2012年3月30日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 研究者、開発者
  • 新規事業開発担当者、新商品企画担当者
  • 研究開発の評価担当者、管理者

修得知識

  • 事業化につながる研究開発テーマの見つけ方
  • 進行中のテーマの問題点
  • 研究テーマの評価手法
  • 研究開発の進捗管理のポイント
  • 研究開発の継続・中断・中止の判断
  • 中断・中止後の研究開発担当者のフォローと処遇
  • 効率よく研究開発テーマを事業へ繋げるプロセス

プログラム

 多くの研究・開発者は技術の完成度を高めることには情熱をかけるが、開発商品から生まれる価値、なかでも利益についてはあまり関心を示さない傾向にある。
 さらにゼロ或いはマイナス成長時代となった昨今、研究開発資金の早期回収がますます困難となってきている。
 ここでは事業化につながる研究開発テーマの発掘、見つけ方から、進行中のテーマの問題点を探りつつ、研究テーマの良し悪しを判断する評価手法も織り込んで、ともすれば後回しになりがちな利益にも焦点を当て如何に効率よく研究開発テーマを事業へと繋げるかについて実例を含め、また参加者とディスカッションをしながら一緒に考えていく。
 一筋縄では答えの出ないテーマについて、少しでも前進していくための場となれば幸いである。

  • はじめに
  1. 現在進行中の研究開発における問題点
    1. 市場の変化
    2. 技術の陳腐化
    3. 開発期間の長期化
    4. モチベーションの低下
  2. 研究開発の進捗管理の考え方
    1. 進捗管理の目的と基本的な考え方
    2. 現在進行中の研究開発のチェックポイント
    3. 進捗管理システムの仕組み
  3. 現在進行中の研究開発の進捗度評価のポイント
    1. 目標の達成度
    2. スケジュールの達成度
    3. 資源の充足度
    4. 見積り値と実績の比較
  4. 研究開発の進捗管理のポイント
    1. 変化の予測と軌道修正のマネジメント
    2. 技術進捗度の狂いへの対応
    3. マーケット事情の変化への対応
  5. 研究開発をそのまま継続すべきか、中断・中止すべきか
    1. いつどの時点で判断すれば良いか
    2. 事業戦略・技術戦略から見た判断ポイント
  6. 中断・中止後の研究開発担当者のフォローと処遇について
    1. プロジェクトの解散のしかた
    2. 処遇等について
    3. 新しい研究開発へのモチベーションの高め方
  7. 研究開発の期限厳守とスピードアップ
    1. 研究開発の期限はなぜ狂うのか
    2. 期限厳守のための対策
    3. 研究開発のスピードアップと効率化
  8. 失敗を繰り返さないためのテーマの選定について
    1. 自社のDNA
    2. 自社の繁殖パターン
  9. これからの研究開発戦略
    1. 経営者の責務
    2. イノベーションとニュービジネス
    3. マーケット戦略との連携
  10. 有望テーマと人選
    1. 有望テーマと国の技術戦略マップ
    2. テーマの配分並びに人選

講師

  • 西原 明
    三菱マテリアル(株) 開発部門 開発顧問 (2012年6月末 退職予定)

会場

大田区産業プラザ PiO

1F A+B会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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