技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

申請(CTD)・局方をふまえた不純物規格設定・判定基準と微量金属分析の実際

申請(CTD)・局方をふまえた不純物規格設定・判定基準と微量金属分析の実際

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2011年11月30日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の不純物・含有金属分析、試料前処理に関連する技術者、品質担当者
  • 医薬品の品質管理担当者

修得知識

  • 不純物規格設定・判定基準
  • 含有金属分析のポイント
  • 試料前処理のポイント

プログラム

第1部 医薬品中の微量金属分析の実際

(2011年11月30日 10:30~12:10)

 医薬品分野では,その安全性評価として含有金属分析が必要とされてきており、日本薬局方では,ICP発光分光分析法が参考法として収載されています。
 ICP発光分光分析法は、医薬品中の残留金属などを低濃度まで測定することができます。
 今回、これらの原理、試料前処理、測定における留意点などをご紹介します。

  1. 医薬品におけるガイドライン等
  2. ICP発光分光分析 (ICP-AES) の原理
    1. 元素分析装置の種類とその特徴
    2. ICP発光分光分析 (ICP-AES) の原理
  3. ICP分析法のための試料前処理
    1. 試料前処理方法
    2. コンタミネーションの低減
  4. ICPを上手に使うには
    1. 定性分析
    2. 定量分析
      1. 定量分析
      2. 干渉とその補正方法
      3. 精度管理
  5. ICP-AESの分析例
  • 質疑応答・名刺交換

第2部 CTDをふまえた不純物の規格設定・判定基準と品質管理

(2011年11月30日 13:00~16:30)

  1. 規制 (ガイドライン) 並びにCTD-Qとの関連性
  2. 試験法の設定と分析法バリデーション
    • まとめ方と実施例
    • 試験法変更時の注意点
    • システム適合性への反映
  3. 規格設定の考え方
    • 申請規格と治験薬の品質規格
    • 報告が必要な閾値
  4. 有効期間の設定
    • 有効期間 (リテスト期間) と安定性試験
    • リテスト期間の更新
  5. 品質管理のポイント
    • 査察のポイントから
    • ICH-Q9 (Quality Risk Management) とQ10 (Quality System) の観点から
  6. 参考資料
    • 試験室管理
      • 技術移転
      • 異常・逸脱管理
      • 変更管理
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 谷口 理
    (株)島津製作所 分析計測事業部 応用技術部 京都アプリケーション開発センター
  • 伊東 雅夫
    大杉バイオファーマ・コンサルティング 株式会社
    代表取締役社長 / CMCコンサルタント

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/23 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/8/26 医薬品GMPにおける試験室管理 オンライン
2024/8/26 希少疾病用医薬品の薬価算定の実際と適正な利潤獲得のための薬価戦略 オンライン
2024/8/26 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/8/26 グローバル開発でのEU-RMP/REMS/J-RMPの比較・差異とRMP (医薬品リスク管理計画) 作成・安全対策の留意点 オンライン
2024/8/26 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントと不透明な段階におけるリスクヘッジの考え方 オンライン
2024/8/26 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2024/8/27 基礎から学ぶやさしいバリデーション超入門講座 オンライン
2024/8/27 製造・品質試験/輸送・安定性試験/承認申請コース 全3コース オンライン
2024/8/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/8/27 再生医療等製品の輸送方法の開発、安定性試験の実施 オンライン
2024/8/27 TPPを有効活用した医薬品開発のプロジェクトマネジメントと事業価値評価・意思決定 オンライン
2024/8/27 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 東京都 会場・オンライン
2024/8/27 米国FDA査察の概要・役割とFDA実地査察における準備・対応及び手順書作成の留意点 オンライン
2024/8/28 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/8/28 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/8/28 実践的な製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2024/8/28 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書