技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載環境と車載部品の加速試験

車載環境と車載部品の加速試験

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、車載環境が要求する部品の加速寿命試験の進め方、及びそのデータの見方・解釈について、現場で構築した多くの体験を元に、実践的に解説いたします。

開催日

  • 2011年11月8日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 自動車、ハイブリッド車、電気自動車の品質・信頼性担当者、管理者
  • 自動車部品の技術者、品質・信頼性担当者、管理者

修得知識

  • 加速試験と耐久試験の基礎と方法
  • S-N線図 (寿命曲線) を用いた解析方法
  • 加速試験の事例と応用

プログラム

 製品の基本は、性能と信頼性にあることは言うまでもないが、その確認試験において、性能試験は短時間で終了するに比べ、信頼性試験は果てしなく長期に亘り、難しさにおいて性能試験とは比較にならない。
 講師は長年自動車会社に勤務し、加速試験を含む信頼性技術を指導して来た。また、乗用車の10万km連続世界記録 (平均時速224km/hrで達成) に臨んだ折、そのプロジェクトで信頼性責任者を勤めていた。その際、最も重要な項目は、如何に信頼性を維持するかであった。10万kmは、ほぼ乗用車の一生にあたり、その保証が要求されたのである。信頼性理論を取り入れたS-N線図 (寿命曲線) を用いて、このプロジェクトは大成功を収めた。その成果に対し、社長表彰が与えられた。
 本セミナーでは、多くの車載環境が要求する、部品の加速寿命試験の進め方及びそのデータの見方・解釈について講義するものである。現場で構築した多くの体験を実践的に解説する。その内容は、信頼性の考え方に則いた、以下のようなものである。

  • 1 車載環境が必要とする信頼性試験
  • 2 開発を左右する加速 (寿命) 試験の進め方
  • 3 故障物理と故障モデル
  • 4 加速 (寿命) 試験と耐久試験の方法
  • 5 S-N線図 (寿命曲線) を用いた解析方法
  • 6 加速試験の事例とその応用

講師

  • 星 満
    星技術士事務所
    所長

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 45,150円 (税込)
1口
: 55,000円 (税別) / 57,750円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 57,750円(税込) (3名まで受講可能)
  • 早期申込割引:
    2011年8月5日 17:00までのお申込は、
    1名受講・1口受講とともに受講料から10%割引となります。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/9 実践疲労強度設計 オンライン
2025/1/10 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/1/10 品質管理の基礎 (1) オンライン
2025/1/17 未然防止のための過去トラ集の作り方と使い方のポイント 東京都 会場・オンライン
2025/1/17 化学工場・プラントの事故に学ぶ本質的原因の探究と管理・指導側が講じるべき安全対策 オンライン
2025/1/17 品質管理の基礎 (2) オンライン
2025/1/20 品質管理の基礎 (3) オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/23 量産に耐えうる最適設計仕様を導く非線形ロバストデザイン オンライン
2025/1/24 品質管理の基礎 (4) オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 未然防止のためにFTAを効率的に使いこなすポイント 東京都 会場・オンライン
2025/1/30 デザインレビュー (DR) の基本とすすめ方、抜け漏れ防止策 オンライン
2025/1/30 導入品 (アカデミアへの委託試験も含む) の信頼性基準対応と信頼性基準試験の生データの取扱い オンライン
2025/1/31 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題発見 + 問題解決) オンライン
2025/1/31 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題解決) オンライン
2025/1/31 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2025/2/7 管理図 オンライン
2025/2/12 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/3/19 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2019/4/1 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018