高分子の劣化・変色のメカニズムと寿命評価及びトラブル解析事例
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、各種ポリマーの弱点を中心にポリマー選択の際の注意点や、高分子材料の劣化評価法、劣化解析法について、実例を交えて解説いたします。
開催日
-
2011年6月24日(金) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- ゴム・プラスチックなど高分子材料に関連する技術者、開発者
- 高分子材料を用いた製品の技術者、開発者、品質保証担当者
修得知識
- 高分子材料の劣化の基礎
- 高分子材料の劣化・変色解析のための分析法
- 高分子材料の劣化対策
- 高分子材料の寿命予測法
プログラム
ゴム・プラスチックに代表される高分子材料は使用環境に存在する劣化因子により劣化を生じ、寿命を迎え時には大事故につながることさえある。したがって、高分子材料を有効に使用するためには劣化を正しく理解し、適切な劣化対策を施す必要がある。
そこで、本講ではまず劣化・変色メカニズムを概説し、劣化対策手法を解説する。また、各種ポリマーの弱点を中心にポリマー選択の際の注意点や、高分子材料の劣化評価法、劣化解析法について実例を交えて解説する。さらには、寿命予測の基本的な流れやポイントを解説し、予測された寿命の正しい解釈について説明する。
- 高分子材料の劣化メカニズム
- 劣化因子
- 自動酸化反応
- 高分子材料の劣化とトラブルの関係
- 変色原因
- なぜ変色が起きるのか
- ポリマーの劣化による変色
- 酸化防止剤による変色
- 付着による変色
- 劣化及び変色解析のための分析法
- FT-IR
- DSCによる酸化開始温度
- GPC
- TG
- ESR
- NMR
- EPMAなど
- 劣化対策
- 劣化対策のアプローチ
- 劣化対策のための劣化原因解析
- 材料選択による劣化対策
- 添加剤の選択による劣化対策
- 各種材料の弱点
- ゴムの劣化対策
- プラスチックの劣化対策
- 酸化防止剤
- 光安定剤
- 紫外線吸収剤による劣化対策
- 効果的な配合例
- 対策の検証
- 寿命予測法
- 劣化評価と寿命予測の関係
- 寿命予測の流れ
- 劣化及び変色解析事例,寿命評価例
- 加硫ゴムの劣化
- 加硫ゴムのオゾン劣化
- 残存過酸化物によるエチレンプロピレンゴム (EPDM) の劣化
- 水道水中の残留塩素による劣化
- プラスチックの劣化・変色
- ポリアミド66の熱劣化
- ポリアミド6の酸化チタンによる光劣化
- ポリウレタンの変色
- ポリカーボネートの変色
- ヒンダードフェノール系酸化防止剤による変色
- ヒンダードアミン系光安定剤による変色
- 接触移行による変色
- ブルームによる白化
- ポリカーボネートの白化
- アレニウス法による寿命評価
- アイリング法による寿命評価
会場
タイム24ビル 4階 セミナールーム
東京都
江東区
青海2丁目4-32
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
:
47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)
(案内をご希望の場合に限ります)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
- 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
- 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)